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2016年8月24日 (水)

見てきました!!! 映画「シン・ゴジラ」

2016年8月20日(土)です。
昨晩、黒部アルペンルートから帰ってきたばかりですが、
パンフレットを目の前に置かれては、行かないわけには行きません。
朝一番10時半の、普通の2D上映を見てきました。

映画の感想の前に、少し書いてしまいます。

私は、この映画は失敗すると思っていました。
何しろ、庵野秀明と樋口真嗣、エヴァや平成ガメラなど名作の監督さんたちです。
しかしながら。
最近は、体調が不安定という噂があったり、あんなのでコケたり。
そうでなくても、強烈な個性のお二人ですからねぇ。
噛み合わなくて、ひどいことになるに決まっていると、思っていました。

このことは、少し遠回しに、このブログにも書いてあります。


 今週末は、こちらの新作が公開されます。
 Shingodzilla
 これは、早めに見に行こうと思っています。
 もしかすると、ロングランは難しいかも知れないと思うので。


いやーとんでもない。
己の不明を恥じるばかりです。
ものすごく面白い!
と言いますか、もう大感激!


うーん。
一体どこから書けばよいのか。

以前ハリウッド版ゴジラを見た時「これはゴジラではない」と書きました。


 ただねぇ、これはゴジラではないですね。
 プロットから見れば、もう平成版ガメラ「大怪獣空中決戦」そのもの。

それでは、なぜゴジラではないのか?
原水爆の恐怖とか荒ぶる神とか、そういった意味付けは置いておきます。

怪獣界(^^;の二大スターのガメラと対比してみます。
自衛隊の攻撃で緑の血を流して苦しむガメラ。
それに対して、通常兵器が通用しないのがゴジラだと思います。
原水爆だって実在の兵器です。
これで倒せるようでは、ゴジラとは言えないと私は思います。

そのような恐怖の大怪獣に、人類はどう対応するのか。
それはもちろん、近代科学の粋を尽くした秘密兵器!
これが出なくては、東宝特撮映画とは言えないでしょう!
もちろん、作戦の主導は「博士」です(^^)

ゴジラに限らず、東宝の怪獣映画の基本は「文民統制」。
ここでまた、以前のブログ記事の引用です。


 昭和の頃の、怪獣映画や特撮テレビやアニメの数々を思い出しました。
 私のような中高年の方にはなじみ深い、あれやこれや。
 それらの多くは「シビリアン・コントロール=文民統制」が大原則なんですよね。
 (略)
 一連の「ゴジラ」や「地球防衛軍」「宇宙大戦争」「海底軍艦」などの東宝特撮物も同様です。
 多くの作品で、科学者が対策計画の中で重要な位置を占めます。

そして、秘密兵器の格好よさについて。
今回の「シン・ゴジラ」では、あっと驚く攻撃方法。
ここでまた、以前のブログ記事の引用です。


 作家の五木寛之が、野坂昭如との対談で、こんな意味のことを語っていました。
  普段ブルドーザーを見ても何も感じないが、仮に日本が外敵に占領されたとして、
  深夜ブルドーザーを先頭にレジスタンスが占領部隊に戦いを挑む。
  そんな状況では、ブルドーザーに感動するだろう。


延々と、自分の文章の引用ばかり。

要は、私が常々思っていたことを具現化して見せてくれて。
そして更に上を行く、びっくり作品だったんですよ。

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