見てきました!!! 映画「シン・ゴジラ」
2016年8月20日(土)です。
昨晩、黒部アルペンルートから帰ってきたばかりですが、
パンフレットを目の前に置かれては、行かないわけには行きません。
朝一番10時半の、普通の2D上映を見てきました。
映画の感想の前に、少し書いてしまいます。
私は、この映画は失敗すると思っていました。
何しろ、庵野秀明と樋口真嗣、エヴァや平成ガメラなど名作の監督さんたちです。
しかしながら。
最近は、体調が不安定という噂があったり、あんなのでコケたり。
そうでなくても、強烈な個性のお二人ですからねぇ。
噛み合わなくて、ひどいことになるに決まっていると、思っていました。
このことは、少し遠回しに、このブログにも書いてあります。
2016年7月29日(金)面白い!映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」
今週末は、こちらの新作が公開されます。
これは、早めに見に行こうと思っています。
もしかすると、ロングランは難しいかも知れないと思うので。
いやーとんでもない。
己の不明を恥じるばかりです。
ものすごく面白い!
と言いますか、もう大感激!
うーん。
一体どこから書けばよいのか。
以前ハリウッド版ゴジラを見た時「これはゴジラではない」と書きました。
2014年8月5日(火)見てきました 映画「GODZILLA ゴジラ」
ただねぇ、これはゴジラではないですね。
プロットから見れば、もう平成版ガメラ「大怪獣空中決戦」そのもの。
それでは、なぜゴジラではないのか?
原水爆の恐怖とか荒ぶる神とか、そういった意味付けは置いておきます。
怪獣界(^^;の二大スターのガメラと対比してみます。
自衛隊の攻撃で緑の血を流して苦しむガメラ。
それに対して、通常兵器が通用しないのがゴジラだと思います。
原水爆だって実在の兵器です。
これで倒せるようでは、ゴジラとは言えないと私は思います。
そのような恐怖の大怪獣に、人類はどう対応するのか。
それはもちろん、近代科学の粋を尽くした秘密兵器!
これが出なくては、東宝特撮映画とは言えないでしょう!
もちろん、作戦の主導は「博士」です(^^)
ゴジラに限らず、東宝の怪獣映画の基本は「文民統制」。
ここでまた、以前のブログ記事の引用です。
2014年5月11日(日)見てきました。映画「テルマエ・ロマエII」
昭和の頃の、怪獣映画や特撮テレビやアニメの数々を思い出しました。
私のような中高年の方にはなじみ深い、あれやこれや。
それらの多くは「シビリアン・コントロール=文民統制」が大原則なんですよね。
(略)
一連の「ゴジラ」や「地球防衛軍」「宇宙大戦争」「海底軍艦」などの東宝特撮物も同様です。
多くの作品で、科学者が対策計画の中で重要な位置を占めます。
そして、秘密兵器の格好よさについて。
今回の「シン・ゴジラ」では、あっと驚く攻撃方法。
ここでまた、以前のブログ記事の引用です。
2013年10月4日(金)東京ビッグサイトでうろうろ その3
作家の五木寛之が、野坂昭如との対談で、こんな意味のことを語っていました。
普段ブルドーザーを見ても何も感じないが、仮に日本が外敵に占領されたとして、
深夜ブルドーザーを先頭にレジスタンスが占領部隊に戦いを挑む。
そんな状況では、ブルドーザーに感動するだろう。
延々と、自分の文章の引用ばかり。
要は、私が常々思っていたことを具現化して見せてくれて。
そして更に上を行く、びっくり作品だったんですよ。
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