田んぼアートにちなみ「陸王」「ダンジョン飯」
埼玉県行田市にちなむ小説がありますので、ついでにご紹介。
数年前には、忍城を舞台にした小説「のぼうの城」が映画化されました。
地味な埼玉県ではめったにないことで、ちょっとしたブームになりました。
そしてつい先日、行田市を舞台にした「陸王」という小説が出版されました。
ご存知「下町ロケット」の作者、池井戸潤さんの新作です。
行田市の小さな足袋の会社が、ランニングシューズの開発に挑みます。
埼玉県内の書店では、平積みされています。
ついでに、ドラクエにちなむ一作。
九井諒子「ダンジョン飯」という漫画です。
私は、RPGなどのゲームは全く分かりません。
ですがファンタジー小説なら、若い頃そこそこ読んでいます。
トールキン「指輪物語」「ホビットの冒険」、ミヒャエル・エンデのあれこれなど。
ですので、トロール、ドワーフ、エルフや基本概念くらいは分かります。
というわけで。
この漫画は、地下迷宮を探検するファンタジーRPGのような世界が舞台です。
テーマは、現地で調達した怪物を美味しく食べること(^^)
冒険のチームは、こんな感じ。
・人間の戦士のライオス (食いしん坊)
・エルフの女性で魔法使いのマルシル (怪物料理がきもち悪い)
・小柄なハーフフットの男性で鍵師のチルチャック (元気な若者)
・ドワーフの男性で斧戦士のセンシ (料理名人のおやじ)
迷宮に出てくる怪物も、お約束のおなじみ設定でしょう。
怪物を調理した料理が、面白いんですよ。
・歩き茸と大サソリとスライムを、水炊き
・蛇のような尾を持った鶏バジリスクは、腹に薬草を詰めてロースト
・人間そっくりの根っこの植物マンドラゴラは、かき揚げやオムレツの具
まるで普通の料理本のように、レシピのページもあります(^^;
素材はこの世ならざる怪物ですが、料理の種類や手順はすごくリアル。
マルシルは、気持ち悪くて悲鳴を上げたりね。
先のシン・ゴジラの「虚構 対 現実」のようで、大変面白いです。
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コメント
こんばんは
ダンジョン飯の世界に 入ってしまいましたか~
私も 九井 諒子さんの作品 好きなので 読んでますが
かなり凄い世界観ですよね
もう何が美味しいのか よく判りませんです
投稿: ロッソ | 2016年9月 1日 (木) 22時52分
ロッソさん、こんばんは。
そういえば、先日第三巻を紹介していらっしゃいましたね。
私はごく最近紹介してもらったのですが、あっと驚く世界でもう、
面白くてたまりません(^^;
これから、九井諒子さんの旧作もチェックしようと思っています(^^)
投稿: 缶コーヒー | 2016年9月 1日 (木) 23時33分