行ってきました「旧下野煉化製造会社煉瓦窯」
2017年2月18日(土)です。
栃木県野木町の、通称「野木町煉瓦窯」を見てきました。
・旧「下野煉化製造会社」のホフマン式煉瓦窯
・1890(明治23)年から1971(昭和46)年まで稼働
・1979(昭和54)年に重要文化財に指定
・2007(平成19)年に近代化産業遺産群のひとつに選定
・県と町の予算で修復工事を行い、2016(平成28)年5月10日にグランドオープン
いつも面白いことを考える、^n^くんに教えてもらいました。
煉瓦窯としては、埼玉県内では深谷市が有名です。
深谷市は何度か行っていますが、煉瓦窯は行ったことがありません。
以前、内部見学の出来る特別公開日を見逃したことがありまして、それっきり(^^;
こちらは、常時内部見学が可能で、展示設備も充実しているようです。
それでは、さっそく行ってみましょう。
広い駐車場の奥に「野木ホフマン館」という施設。
ここで入場料大人100円。ヘルメットを被り案内の時間を待ちます。
勝手に歩いても構わないのですが、せっかくですからね。
10数人が集まりました。
16の窯が、円形に配置されています。
乾燥~予熱~焼成~冷却の工程を、窯ごとに時間をずらして連続的に生産するしくみです。
見学した窯は内部はそのままですが、他は修復時に鉄骨で補強されています。
煙突にも、韮山反射炉のような外枠があります。
こちらは、稼働していた頃に追加されたそうです。
外の階段で上に上がると、おぉーすごい。
窯が円形に配置されて、無数の燃料投入口。
SF映画に出てくる、レトロフューチャーメカのよう。
いやいや、実際に明治時代のハイテク設備だし。
古い補強鉄骨の展示には、リベットとボルト。
そうかー、昔はリベット接合だったのですね。
そう言えば、東京タワー完成が1958(昭和33)年。
建設時には「赤く熱したリベットを高所で投げ渡した」という話がありましたっけ。
先ほどの「野木ホフマン館」に戻ります。
野木町マスコットキャラクター
町の花「ひまわり」をイメージした「サンちゃん」 。
ひまわりのイメージとレンガ窯の帽子をかぶった「のぎのん」。
その他、煉瓦窯に関する展示や、ちょっとおしゃれなカフェ。
キレイな設備に、素晴らしい明治のハイテク遺構。
これは、なかなかの見ものでした(^^)
とはいえ、ここだけではちょっと寂しいです。
こちら栃木県野木町は、茨城県古河市のお隣です。
県をまたいでしまいますが、そちらと連携するのも良いかと思います。
さーて、帰りにちょっと寄り道をします。
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