見てきました!!! 映画「君の名は。」
どなたもご存知の、昨年の大ヒット映画です。
2016年8月26日の公開から、今もロングランを継続。
2016年の邦画興行収入は、ダントツ一位の209億円。
海外でも公開されて、大評判。
このブログをご覧の方には、見抜かれているでしょう。
私は、ええかっこしいのセコい俗物です。
例えば映画「この世界の片隅に」なら、こんな感じ。
あぁ、あれねぇ。
今頃見に行く人も、いるんですか。
私なんてね、公開2週目に見てますからね。←(ドヤ顔)
逆に言いますと、大評判の人気作は、見に行く気になれないという。
まったく、我ながら、ニンゲンが小さい(^^;
とは言うものの、2016年は邦画の当たり年。
その中でこれを見逃しては、後日「あぁ、あの年はねぇ」と語れませんからね。
新海誠監督作品なら、私はデビュー作「ほしのこえ」のDVD持ってますからねぇ。←(ドヤ顔)
(実は、新海作品は、これしか持っていませんが(^^;)
国連宇宙軍に選抜され、太陽系を離れて旅立つミカコ。
ケータイメールがノボルに届くのに、1年。
そして、ハイパードライブ後は、なんと8年。
距離も時間も遠く離れてしまった二人の、切ないストーリー。
というわけで。
言い訳は、これ位にして。
遅まきながら「君の名は。」を見てきました。
平日の夜です。観客はなんと、私ひとり(^^;
これまで、観客2~3人は何度かありましたが、たった一人は初めてです。
さて感想です。
いやー良かったです。
とにかく「○○モノ」と言うような要素が、あれこれてんこ盛り。
・高校生恋愛
・田舎と都会
・男女入れ替わり
・タイムスリップ+パラレルワールド
・1200年巫女伝説
・彗星激突ディザスター
このような要素が絡み合い、あっと驚く場面転換の連続です。
思いつくまま、幾つか書いてみます。
冒頭の主人公姉妹の巫女の踊りの美しさ。
お米を口に含んで噛んで吐き出し、お酒を仕込む。
このお酒が、物語後半で重要な要素として使われます。
体が入れ替わった二人。
田舎暮らしのカレンダーは2013年。
休日なのに制服を着てしまったり。
おやっと思って見ていると。
なんと、二人の時間には、3年のズレがあることが判明。
二人の連絡手段は、スマホの日記アプリ。
スマホの3年は長いようですが、iPhoneなら5です。
旧型とはいえ、さほどの違和感はないでしょう。
例えば、5年ずれると結構な違和感がありそう。
また、ケータイからスマホの切り替えの時代ですと、このような展開は難しいですね。
その後の二人は、東京で並走する電車で目が合います。
あぁなるほど。
総武線と中央線ですね。
埼玉方面では、山手線と京浜東北線で、結構ある状況です。
向こうの車両の人々が、ぐーんと近づいて良く見えたりします。
そんな日常を、ドラマチックな一瞬として切り出して、さすが。
入れ替わりのパターンとか、記憶や記録が消えるとか、様々な出来事が続きます。
そういった「法則」が気になって、私は映画に入り込めませんでした。
ところがこの映画は、そのような面が、ぜんぜん気にならないんです。
複雑な状況が分かりやすく描かれ、伏線と回収がうまく噛み合い、実に爽快です。
映像の美しさと相俟って、パズルがぴたりと嵌るような、実に心地よい疾走感と後味の良さ。
映画館で見ておいて、良かったなーと思いました。
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コメント
こんにちは^^
新海誠さんの作品はいくつか見ています。
『ほしのこえ』はもちろん、『秒速5センチメートル』『彼女と彼女の猫』『言の葉の庭』などなど。
『君の名は。』は割と早い時期に見に行っていたので情報も少なく、入れ替わる話、程度に考えていたんです。
終ってみたら思ってた内容とは全く違っていたけどおもしろかったなぁ、と。
余談ですが
一つ席を開けてその横に座られてた女性が
ぐずぐず泣くわ独り言言うわで気になってしょうがありませんでした(笑)
投稿: はじめ | 2017年2月 4日 (土) 09時27分
はじめさん、コメントありがとうございます(^^)
さすがはじめさん、新海作品はひと通り押さえていらっしゃるのですね。
私も遅ればせながら、他の作品も見てみようと思っています。
独り言の人ですか、、、困ったものですね(^^;
投稿: 缶コーヒー | 2017年2月 4日 (土) 23時04分