見てきました 映画館「川越スカラ座」
2017年4月29日(土)です。
ウチから近い埼玉県川越市の、古くて小さな映画館「川越スカラ座」です。
ウィキペディアから、ちょっと抜粋。
旧名称 一力亭、おいで館、川越演芸館、川越松竹館
完成 1945年
開館 1963年
客席数 124
設備 ドルビーステレオ
用途 映画上映、各種催し
旧用途 寄席、演芸
運営 特定非営利活動法人(NPO法人)プレイグラウンド
歴史のある映画館が、近隣のシネコンに押されて、2007年5月に一時閉館。
その後、NPOに経営が譲られ、賛助会員を募って2007年8月に復活。
観光客でにぎわう「蔵造りの街並み」や「時の鐘」から、わずか200メートルほど。
どうですか、この通りの風情です。
春の連休は「角川映画祭」。
犬神家の一族の、金田一耕助とスケキヨがうろうろ。
入場料は大人1,500円。
プレゼントは、角川映画の復刻版チラシ5枚セット。
おぉ、これを見るだけで当時の気分が蘇ってきます(^^)
ロビーや劇場は、この通り。
私が子供の頃の昭和の映画館そのものです(^^)
前から2列目をテーブルに改装してあるのが、うまい工夫ですね。
で、角川映画です。
今回の上映作は、こんな感じ。
犬神家の一族(1976年10月)
時をかける少女(1983年7月)
Wの悲劇(1984年12月)
セーラー服と機関銃(1981年12月)
蘇える金狼(1979年8月)
汚れた英雄(1982年12月)
里見八犬伝(1983年12月)
野性の証明(1978年10月)
蘇える金狼(1979年8月)
人間の証明(1977年10月)
1970年代後半から1980年代前半にかけて大人気でした。
原作と映画と新人女優を、セットで派手に宣伝する。
今でいうメディアミックスの先進事例です。
個人的には、あまり好きではありませんでしたね。
当時でも忘れられていた作家を発掘するのは、まぁ良いとしても。
例えば、原作はこんな感じ。
大藪春彦 野獣死すべし 1958年
横溝正史 犬神家の一族 1950年
数作を映画化すると、その後は他の作家に乗り換え、次々と使いつぶす。
そんな印象でした。
今でも覚えている、カドカワのテレビCM。
雨の中で車が止まり、大きな袋から文庫本を濡れたボンネットにぶちまける。
あぁ、この会社は文庫本を「一過性の消費材」として扱っているんだ。
そんな風に思いましたね。
話が逸れてしまいました。
今日見てきた「時をかける少女」につきましては、後ほど。
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コメント
おはようございます。
このスカラ座の存在は知ってはいましたが、入館したことはありませんでした。
川越に勤務していたころ時間調整でBPを通らず、この界隈をウロウロしていました。
10年前お隣の太陽軒でこんなことやっていました。
http://v-twin52.seesaa.net/article/387781165.html
投稿: 2740GG | 2017年4月30日 (日) 08時42分
2740GGさん、コメントありがとうございます(^^)
へぇー、あそこで仮面ライダーのロケですか。
確かに面白い雰囲気の映像が撮れそうですね。
で、SL350!
後の仮面ライダーはスズキのバイクが続きますけれど、
一番最初は、これなんですよね!
今、ヤフオクを見てみたら、なんと3台も出品されていました。
投稿: 缶コーヒー | 2017年4月30日 (日) 22時49分