見てきましたが、、、「スター・ウォーズ展」
2017年4月3日(月)の続きです。
スター・ウォーズ展 未来へつづく、創造のビジョン。
映画「スター・ウォーズ」シリーズは、日本の“武士道”の
影響を大きく受けているといわれています。
シリーズ第1作「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」
アメリカ公開40周年を記念する本展は、この世界で最も有名な
映画シリーズをテーマにした大規模展覧会を“武士道”のシンボル
といえる日本の城で開催するという、かつてない試みです。
ジョージ・ルーカス氏が世界中から選りすぐったアーティストが
手がけた作品や、シリーズ6作品の映画制作で実際に使用された
コンセプトアート、衣裳、小道具など約150点を展示し、
多彩な映像も上映。
名古屋城天守閣を舞台に「スター・ウォーズ」の世界観を
体感することができる、空前の機会をお見逃しなく。
また、名古屋会場は全国巡回最後の地。 本展をご覧になれる
最後のチャンスです!
場所 名古屋城 大天守閣 2階企画展示室
日程 2017年2月16日(木)~4月9日(日)
時間 午前9時~午後4時30分(入館は閉場の30分前まで)
名古屋城桜まつりの期間中(3月25日~4月9日)、午後7時30分まで延長
名古屋城の天守閣は、第二次世界大戦で空襲によって焼失しました。
現在の天守閣は、コンクリート造りの「外観復元天守」です。
ですので、こういったイベントも打てるのですね。
石垣の間を通って天守閣へ。
ジョージ・ルーカス監督の動画のコメントを見てから入場です。
内部は撮影禁止ですので、後は出口だけ(^^;
歴代のポスターが並んでいます。
第8作「最後のジェダイ」は、2017年12月15日公開。
ポスターの裏で、ストームトルーパーのヘルメットのアート。
その奥には、ライトセーバーが2本。
ここが「撮影スポット」ということになっています。
両側に立ってポーズを取れば、戦闘シーンが撮れると。
さて、アートの内容ですが。
ヤフーで、画集「Star Wars Art: Vision」を検索しますと、こんな感じです。
大体この内容が、展示されていました。
油絵やパステルや鉛筆で描かれた、様々なキャクター。
ダース・ベイダーが宗教画風の油絵で重々しく描かれていたり。
会場では、これら絵画と共にブラスターなどの小物や、衣装を着たマネキンなど。
展示はキャラクター別になっていて、映画シーンのまとめ映像があったりして。
初めて見る視点からの展示で、大変面白く見られました。
ということにしておきますが。
これは、アレですね。
スター・ウォーズは「全宇宙に広がる世代を超えた壮大なサーガ」。
この展示会は、そんなイメージで語っているわけですね。
なにやら重々しいキャラクターの絵。
展示されている宇宙船のミニチュアは、汚れひとつなくキレイ。
ブラスターや衣装の多くは、レプリカ。
ライトセーバーに至っては、透明な円筒形ケースに入ってスポットライト。
これらはまだしも、訳の分からないストームトルーパーのヘルメットアート。
その上、黒い幕で仕切られた通路の向こうから、通常展示のお琴の音色が(^^;
やれやれ。
ずいぶんと勿体をつけて、その割には・・・
このブログでも、何度も書いていますけど。
私は、スター・ウォーズは「痛快宇宙活劇」だと思っています。
ジョージ・ルーカスがアポロ宇宙船の帰還を見て「おぉ、ススだらけだ」と思って。
昔の「フラッシュ・ゴードン」を映画化しようとして、折り合わなくて。
それならばと。
大好きなクロサワの The Hidden Fortress や The Seven Samurai みたいなのを作ろう!
そんなモンでは、ないのですか?
2004年に、東京の科学博物館で、こんなのがありました。
スター・ウォーズ サイエンス アンド アート
この図録は、今でも私の本棚の一等地にあります。
「今回のアレとは、コンセプトが違うよ」という意見もあるでしょうが。
これは良かったですよ。
木箱にペンキを塗ったようなメカやブラスターなど、映画の小物類。
巨大な宇宙船は、良く見るとプラモデルの部品がぺたぺた。
ポッドレースの観客は、なんと色つきの綿棒。
一方、パドメ・アミダラの衣装は、本当に素晴らしく豪華。
映画造りのリアルが、しっかりと伝わってきました。
ジョージ・ルーカスが見た、ススだらけのアポロ宇宙船も、こんな感じだっだのだろうと。
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