再訪です福島県「喜多方~会津若松」その4
2017年5月13日(土)の午後です。
会津若松市内の、飯盛山です。
雨はやまず、観光客も少なくて閑散としています。
小さな山ですが、以前からある「動く歩道」大人250円。
ここにも「八重さん」。
手塚治虫のパネルは「NPO法人 会津マンガ文化研究会」作成。
まずは白虎隊のお墓に手を合わせて、自刃の地も見学。
雨にかすんではいますが、お城も見えます。
観光ボランティアの方も、ちゃんと立っていました。
さーて。
山の裏手の「さざえ堂」です。
新しい立て看板が出来ています。
日本遺産
会津の三十三観音めぐり ~巡礼を通して観た往時の会津の文化~
旧正宗寺三匝堂
1796年に建立された、高さ16.5メートル、六角三層の堂であり、正宗寺の
住職であった僧郁堂が考案した。
(以下略)
以前は、西国三十三観音像が安置されていたそうです。
明治時代の神仏分離令で取り外し、その後「皇朝二十四孝」の絵額が掲げられたとのこと。
古来「二十四孝」は様々なものがあるようですが、江戸時代の藩主松平容敬が編纂したものだそうです。
入り口には、昭和43年に天皇皇后両陛下(当時の皇太子)の来訪の様子。
もうひとつは、埼玉県本庄市の成身院さざえ堂と、群馬県太田市の曹源寺さざえ堂。
これで「日本三大さざえ堂」なのですね(^^;
「皇朝二十四孝」の絵額は、薄れている上に、暗いし金網もあって、ほとんど分かりません。
外の通路には、色あせたJRのポスター。
下には、手書き文字の看板。
さざえ堂
特色
一、上りも下りも階段がない。
一、一度通った所は二度通らない。
・ご希望の方は、お見逃しないよう、案内人にお申し出下さい。
・土足のまま、二~三分で見られます。
拝観料は、大人400円、大・高生300円、中・小生200円。
この前に来たのは10年以上前ですが、、、全く変わらない風情です。
表現を変えますと、、、昭和の観光地の雰囲気そのまま(^^;
驚くべし。
ウィキペディアから一行抜粋。
神仏混交の信仰形態をもっていた正宗寺は、明治初期の廃仏毀釈で廃寺となり、
以後、栄螺堂は個人の所有となっている。
会津さざえ堂公式サイト
有限会社 山主飯盛本店
代表取締役 飯盛正徳 とあります。
なるほど。
それでは、巨額の費用をかけた全面修復など、到底出来ませんね。
さーて、そろそろ引き上げです。
一応、スペイドくんも記念撮影。
遊覧船の浮かぶ猪苗代湖も雨の中。
福島市内に抜ける「道の駅つちゆ」も雨の中。
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