見てきました!!! 「オールナイト東宝特撮」その3
2017年10月22日(土)の続きです。
さて、映画の感想です。
まずは、ガス人間第1号
(1960/91分/35mm)監督:本多猪四郎 共演:三橋達也、八千草薫
怪奇空想科学映画シリーズと呼ばれたようです。
残りの2本は「美女と液体人間」「電送人間」。
海外の、フランケンや透明人間やハエ男と同系列なのでしょう。
私は初見で、特に期待もしていなかったのですが。
意外にも、しっかり面白かったです。
人体実験で、体を自由にガス状に出来るようになった青年。
鉄格子をすり抜け、銀行の金庫から大金を強奪。
警官に銃で撃たれても平気。
狙った相手の顔にまとわりつき、窒息死させてしまう。
そして、奪った大金は衰退した日舞の家元に貢ぎます。
謎の事件を追う刑事や雑誌記者もからみ、美しく悲劇的なラストへ。
施錠された金庫室からの大金強奪の謎。
正体が判明しても、なすすべのない警察。
しがない図書館員と美しい日舞の家元の恋。
いやー、家元の八千草薫さんの美しいこと。
人生を捨てて尽くしたくなるのも、納得です。
4作品の上映順を、時系列ではなくこちらを先にするあたり、さすがという感じ。
地球防衛軍
(1957/88分/35mm)監督:本多猪四郎 共演:モゲラ、ミステリアン
宇宙人ミステリアンの地球侵略。
怪ロボット「モゲラ」が大暴れ。
防衛隊の通常兵力では歯が立たないが、鉄橋もろとも爆破して撃退。
その後、富士山のすそ野にミステリアンのドームが出現。
空中戦艦、巨大なパラボラ戦車のマーカライト熱線、電子砲を順に投入して撃退。
とまぁ、説明するほどのあらすじではありません。
新兵器が幾つも登場しますが、開発の様子が一切描写されないのが残念です。
それらを順次投入するなら、電子砲の完成を待って総攻撃の方が良さそう。
次々と戦闘が繰り広げられるだけで、盛り上がりに欠けるストーリー。
私は、この映画は子どもの頃から何度もテレビで見ています。
大きなスクリーンで見られただけで、充分嬉しいです。
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