工場見学です「株式会社SUBARU(スバル) 群馬製作所 矢島工場」その2
スバルビジターセンターの様子です。
まずはエントランスホール。
ぐんまちゃんもいます。
レヴォーグなどのシャーシ。
外には、ジェット練習機T-1「初鷹」。
宇都宮製作所で製造された戦後初の国産ジェット練習機だそうです。
地味目なガラスケースには、様々なスバル車のミニカーなど。
週刊「スバル インプレッサをつくる」や、タミヤのBR-Zの1/24キットなど。
次に、展示ホールです。
まずはご存知スバル360、
昭和29年に作られた「P-1すばる1500」。
試作車が20台作られて、量産はされなかったそうです。
14台はテスト、6台は地元のタクシー会社に引き取られて高評価だったそうです。
続いて、WRCで活躍したインプレッサ。
歴代のスバル車がずらり。
壁や床はグレーの濃淡で、壁面には目を引くパネルなどはありません。
コンセプトカーは「SUBARU VIXIV2 CONCEPT」。
後で調べたら、2014年のジュネーブ・モーターショーで公開されたクルマのようです。
個人的には、1985年に発売のアルシオーネが懐かしいです。
歴史展示。
飛行機の模型は、中島飛行機の、四式戦闘機「疾風」。
スバル1000の脇にはドライブシャフト。
「BJ-DOJ」と説明されています。
DOJは「ダブル・オフセット・ジョイント」と説明があります。
BJは、何の略か説明なし(^^)
ボールジョイントだろうと思いますが。
ラビットスクーターS402型は、50万台突破記念車。
最終的に637,895台生産されたそうです。
スバル360の石膏原寸モデル。
粘土モデルに石膏をかけて、ひな形を取って作られたもの。
デザイン用と設計用の2つが作られたそうです。
中は、鉄棒で補強されているようです。
表面には、細かく罫線が書き込まれています。
図面を起こすための設計用モデルなのでしょうか。
安全技術ギャラリー
安全ボディ、低重心水平対向エンジンの優位性、アイサイトの画像認識デモなど。
歴代のスバルエンジンや、ショーケースのミニカー。
というわけです。
スバルは、国内の自動車メーカーの中ではかなり規模の小さい会社です。
一時は経営危機に陥り、今はトヨタの傘下です。
それでも、営業利益率は、トヨタを上回っています。
地味で堅実。
自らのルーツと方向性を見失わない、手堅い企業なのでしょう。
トヨタの傘下でルーツの軽自動車を手放したり、苦しい決断もあったのででしょうが。
以下、参考として、ウィキペディアから抜粋です。
スバル
資本金 1,537億9,500万円
売上高 連結:2兆8,779億1,300万円(2015年3月期)
営業利益 連結:4,230億4,500万円(2015年3月期)
従業員数 連結:3万1151人(2016年3月31日現在)
トヨタ
資本金 3970億4900万円(2016年3月期)
売上高 連結:28兆4031億1800万円(2016年3月期)
営業利益 連結:2兆8539億7100万円(2016年3月期)
従業員数 連結:36万4445人(2017年3月31日現在)
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