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2018年3月24日 (土)

継続中「一日わずか15分」雑考

あれ?

「なぞる」って、漢字ではどう書くのでしょう?

goo辞書では、以下の通りです。

 1 すでにかかれた文字や絵などの上をたどって、そのとおりにかく。「手本を―・る」
 2 すでに行われた事実や書かれた文章などをたどって、再現する。「事件の経過を―・っただけの小説」

意味は分かりましたが、あてはまる漢字は無いようです。

この行為は、文字や絵を薄い色で印刷した紙が前提ですよね。
とすれば、印刷技術の発達した、ごく近代に出来た言葉なのかも知れません。
つまり「和語」なのでしょう。

似た言葉として「なぞらえる」「なでる」「なぜる」「たどる」が思いつきました。

なぞら・える〔なぞらへる〕【▽準える/▽准える/▽擬える】の意味
 1 ある物事を類似のものと比較して、仮にそれとみなす。擬する。なずらえる。「人生を航海に―・える」
 2 まねて作る。にせる。なずらえる。「正倉院に―・えた造り」

な・でる【×撫でる】の意味
 1 てのひらで軽くさわり、さする。「犬の頭を―・でる」
 2 物や風などが軽く触れる。「高原の風が~を―・でる」
 3 髪に櫛(くし)を入れる。
 「化粧鏡を取出し鬢を―・でて」〈荷風・腕くらべ〉
 4 大切にする。いたわる。いつくしむ。
 「善を―・で悪を罪するは天なり」〈読・雨月・貧福論〉

な・ぜる【×撫ぜる】の意味
 「なでる」の音変化。「~を風が―・ぜる」

たど・る【×辿る】の意味
 1 道筋に沿ってめざす方向へ進む。「家路を―・る」
 2 歩きにくい道や知らない道を確かめながら苦労して行く。迷いながら手探りで進む。
  「山道を歩一歩と―・る」「いばらの道を―・る」
   (以下略)


「撫でて、辿って、擬える」ことを「なぞる」と言うのでしょうか?

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