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2018年3月 5日 (月)

歩いてきました「結城のひな祭り」その1

2018年3月3日(土)です。
茨城県西部の「結城市」に行ってきました。

ウィキペディアでは、概要以下の通りです。
・面積:65.76km2、総人口:51,476人
・伝統産業として全国的に有名な結城紬(国の重要無形文化財)がある。
 結城紬は、2010年11月16日にユネスコの無形文化遺産に登録された。
・鎌倉時代から城下町の基礎を形成しており、茨城県はもとより関東でも有数の古い城下町である。
・市内に25という数多くの寺院があり、市内北部の市街地に集中している。
 また、分院も含めると相当数にのぼる。
・神社も数多く、蔵つくりの街並みと相まって歴史深さを感じさせる街である。

なかなか良さそうです。
結城市でも「真壁のひな祭り」と同じようなイベントを開催しているようです。
せっかく行くなら、こういう機会の方が色々話も聞けそうです。
天気予報では、この週末は好天で気温も上がるそうです。
それでは、Breva750で行ってみます。

以前も書きましたが。
途中の道のりは、面白くも何ともありません。
平らで中途半端な田舎道と、流れの速い国道4号線バイパスを淡々と流すだけです。
さーて着きました。JR結城駅。
がらーん。
大変立派な「結城市民情報センター」。
図書館や観光拠点はもちろん、天体観測まで出来るようです。
結城紬の実演や、桐の加工品など。
20180303_01

こちらでビラを貰って、歩いてみます。
Yuukihina_201803_1 Yuukihina_201803_2
展示ポイントは37か所です。
真壁の約160か所に比べますと、かなりの小規模。
後から気付きました。
この程度なら、順に全部回れば良かった。

まずは「石崎旅館」です。柱の上に大黒様。
近くのお寺の工事で滞在していた職人が、宿代の代りに彫ったものとのこと。
そのお寺の大黒様と同じ材木だそうです。
直接は聞けませんでしたが、後で調べると旅館はもう廃業しているようです。
20180303_02

そこかしこに、往時を伝える立派な商家。
それにふさわしい、立派なお雛様。
私の好きな「出桁造り」も見られます。
裏手には、大谷石の蔵があったり。
20180303_03

呉服問屋だったという「鈴木新平商店」さんです。
左側の立派な段飾りは、ごく最近のもの。
右側の御殿飾りは、相当に年季が入っています。
あまり見ないこの形式は、真壁でも多く見かけました。
由来は分からないが、当時は宇都宮のお店から購入しているそうです。
すごいのは、裃や陣笠です。
陣笠の裏の綿のクッション?は、縦に二列。
髷が崩れないように、中央が空いているとか。
それから明治大正期の写真帳のような本が多数。
日露戦争や明治天皇大葬の礼とか。
カラーの一枚物は、雑誌の付録。
軍艦の組立模型やカルタのようなもの。
明治40年の「陸軍特別大演習」の際には、大勢の軍人を泊めたとか。
へぇー。
明治時代に大規模な軍事演習があり、臨時の大本営が設置されたんですって。
資料は「結城蔵美館」に展示してあるそうで。
それではこれから、そこに行ってみます。
20180303_04

続きは後ほど。

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