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2018年5月31日 (木)

聞いてきました!!「旅する浪曲 広小路亭」その2

2018年5月27日(日)の続きです。

こんな公演に行ってきました。

Roukyoku_201805
旅する浪曲! 広小路亭
2018年5月27日(日) 13:00開演
予約 1,500円/当日 2,000円
上野広小路亭
国本はる乃 大石山鹿護送
港家小ゆき 水戸黄門漫遊記
玉川ぶん福 祐天吉松
木村勝千代 慶安太平記・箱根山

20180527

上野公園やアメ横からすぐ。
椅子席と座椅子で100席足らずの会場です。
そこに七分の入りという感じ。
観客は、中高年の男性や夫婦連れ、女性が一人で来ていたり。

以下、個人的なメモとして。

国本はる乃「大石山鹿護送」
1996年1月19日生まれという若手の浪曲師。
演目は忠臣蔵の外伝。
若き日の内蔵助が、軍学者の山鹿素行を赤穂まで護送する話。
江戸を出て、箱根で山鹿素行の弟子たちとひと悶着まで。
国本はる乃さんは、まだハタチそこそこ。
その割には、落ちついて見えました。
ウィキペディアなどチェックしていてびっくり。
「一打三流の山鹿流陣太鼓」は、実在しなかったと。
へぇー。

港家小ゆき「水戸黄門漫遊記」
演じたのは「水戸黄門漫遊記」のうち「尼崎の巻」。
宿屋の孝行娘を救う話。
黄門さまの連れは、助さん格さんと「盗人の長次」。
テレビの水戸黄門ではなく、昔の絵本や立川文庫のイメージですね。
この方は「うなる金髪」と呼ばれているそうです。
なるほど見事に迫力ある髪型。
それにたがわない、力強い声に引き込まれます。
今回の4人の中では、私は一番気に入りました(^^;

玉川ぶん福「祐天吉松」
この方も、フランクな語り口で好印象。
演じた祐天吉松は、本所から王子飛鳥山まで遊山に出かけます。
良く知っている場所だけに、余計楽しいです。
おかみさんが財布にお金を入れてくれて、さぁ行っておいで。
うーん、これは羨ましい。

木村勝千代「慶安太平記・箱根山」
赤い矢絣に袴でトリの風格充分、という感じ。
平成2年専修大学文学部国文科卒業ですって。
芝の増上寺から京都の知恩院へ大金を届ける道中の話。
由井正雪の「慶安の変」長い物語の、ほんの入り口。

というわけで。

今回の話はどれも「道中付け」が聞かせどころ。
江戸から箱根までとか、本所から王子の飛鳥山までとか、道中の描写です。
落語では「黄金餅」が有名ですし、今日の演目は講談でも語られます。
浪曲の場合は、独特の節回しからの場面転換がポイントでしょうか。
三味線も良い感じですし、やはりナマの迫力は良いですねー。

セコい話ですが。
すぐ近くの鈴本演芸場と比べてみます。
あちらの昼席は、4時間で2800円・落語色物など10人ほど・285席。
こちらは、2時間で1500円・演者4人でじっくり各30分・70席位。

どちらが良いかは、一概には言えませんが。

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