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2018年6月14日 (木)

見てきました!!!映画「万引き家族」その2

というわけで、見てきました。

Manbiki_20186
紹介記事から抜粋です。
家族ぐるみで軽犯罪を重ねる一家の姿を通して、人と人とのつながりを描いたヒューマンドラマ。
東京の下町。
高層マンションの谷間に取り残されたように建つ古い平屋に、家主である初枝の年金を目当てに、治と信代の夫婦、
息子の祥太、信代の妹の亜紀が暮らしていた。
彼らは初枝の年金では足りない生活費を万引きで稼ぐという、社会の底辺にいるような一家だったが、いつも笑いが絶えない日々を送っている。
そんなある冬の日、近所の団地の廊下で震えていた幼い女の子を見かねた治が家に連れ帰り、信代が娘として育てることに。
そして、ある事件をきっかけに仲の良かった家族はバラバラになっていき、それぞれが抱える秘密や願いが明らかになっていく。

うーん。
やっぱり良いですねぇ。

家族の家は、六畳間と四畳半に台所程度の狭くてボロい平屋。
そこで一つのフトンに二人で寝るような生活。
年金とパート程度の収入で、生活費の不足は万引きで補って。
家族それぞれ、重い事情や心の傷を秘めていて。
それでも、狭い部屋でわいわいと楽しそう。

独居老人の家に内縁関係の夫婦が入り込んで。
未成年の三人は、それぞれ孤立や虐待や捨て子。
なんともすごい設定ですが、まったく違和感を感じさせません。
いつもながらの、日常生活の細かな描写によるリアリティのおかげでしょう。

そもそも不法な集まりです。
当然のこと、後半で一家は離散することになります。

各人が警察の取り調べを受けるのですが。
ここからもまた、是枝監督ならではの描写。
ドキュメンタリー風のモノローグ。
これは1999年の「ワンダフルライフ」にも見られた手法。

最後に、家族がばらばらになった、その後の暮らしが描かれます。
中年夫婦や男の子は、それなりに道を拓くでしょう。
裕福な家の女の子はハタチ位。もう自分の力で頑張る年頃です。

気になるのは、一番年下の幼稚園くらいの少女。
親元に戻っても、あまり幸せそうではありません。
ベランダで一人遊びをしながら、遠くに目をやって。

あの子はこの後、どうなっちゃうのか。

うーん。
さすがの見応えです。
「ヒューマンドラマ」という言い方があるようですが、まさにそれでしょう。
ヘビーなテーマながら、過激とか陰惨とかいうような描写は全くなし。
等身大の人間を、丁寧に描いています。
おかげで、様々な思いを抱えながらも、後味すっきり。

敬遠していた「そして父になる」「三度目の殺人」も、レンタルで見てみましょう。

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コメント

缶さんこんにちは
万引き家族は先行上映の6/2に、一緒に缶さんおすすめの家族はつらいよⅢも観てきました。
是枝作品独特の家族描写といいますか。
同じ家族物でも随分違う組み合わせでした。

ちなみに本日(16日)フジテレビで「そして父になる」が放映されますね。
三度目の殺人は見逃したのですが7/7WOWOWで観ようと思います。
缶さんの映画情報楽しみにしています。

投稿: のも | 2018年6月16日 (土) 11時36分

のもさん、コメントありがとうございます(^^)
「万引き家族」は先行上映でみてきましたか。さすがですね。
「家族はつらいよⅢ」と比べてみると面白いですね。
どちらも中高年男性と家族を描いていますが、ぜーんぜん違いますねー。
これを語ると長くなりそう、、、
「そして父になる」が、ちょうどいま、放送中。
録画予約しましたので、あとでじっくり見てみようと思います。

投稿: 缶コーヒー | 2018年6月16日 (土) 23時41分

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