補完計画「黒部ダム・トロッコ列車・最後のトロリーバス」その3
2018年7月30日(月)です。
快晴の白馬から、関電トンネルトロリーバスの扇沢駅へ。
バスからは長野オリンピックのジャンプ台が見えたり。
今シーズンで廃止が決まっているトロリーバスで黒部ダム駅へ。
通常の出口とは違う方向に進んで、登山道の入り口です。
深い山のはるか下の方に小さく見える。
川床の仮設木橋まで降ります。
この山道は「旧日電歩道」と呼ばれる登山道の、ほんの一部です。
ウィキペディアから一部抜粋です。
「日電歩道」の名は、日本電力(日電)が水力発電所の建設に備えた調査を行うために開削したこと
から付けられた。
1925年に着工し、1929年に平(現在の黒部ダム西岸・平ノ小屋付近)まで開通した。
やがて黒部ダムの堤体が見えるようになったところで、道は木橋で右岸側へ渡る。渡ったところから
はダムまで登り坂となり、樹林帯の中をジグザグに登っていく。道がコンクリート舗装になった先に
関電トンネルトロリーバス黒部ダム駅の登山者用出入口があり、登山道としてはここが終点となる。
ここから黒部川の川床まで降ります。
狭くて急だったり、梯子段もありますが。
地元ガイドの方が同行して、安心ペース。
1時間以上かけて、川床へ。
幅1メートル足らずの仮設橋で対岸へ。
おぉー。
足元には、渦巻く清流。
はるか彼方に、黒部ダムの放水が見えます。
付近には巨大な橋脚。
ダム工事の際は、ここにダンプカーが通れる橋があったそうです。
当然、それなりの道路があったのが、昭和40年代に自然崩壊したとのこと。
というわけで。
この先「旧日電歩道」は、熟練者で踏破に二日かかるという登山道。
素人は、ほんの「さわり」だけで引き返してきた訳ですが。
下り先行、戻りがきつい上りという変則パターン。
結構疲れましたが、充分満足です。
続きは後ほど。
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