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2018年8月 4日 (土)

補完計画「黒部ダム・トロッコ列車・最後のトロリーバス」その3

2018年7月30日(月)です。

快晴の白馬から、関電トンネルトロリーバスの扇沢駅へ。
バスからは長野オリンピックのジャンプ台が見えたり。
今シーズンで廃止が決まっているトロリーバスで黒部ダム駅へ。
通常の出口とは違う方向に進んで、登山道の入り口です。
20180729_11

深い山のはるか下の方に小さく見える。
川床の仮設木橋まで降ります。
20180729_12

この山道は「旧日電歩道」と呼ばれる登山道の、ほんの一部です。
ウィキペディアから一部抜粋です。

「日電歩道」の名は、日本電力(日電)が水力発電所の建設に備えた調査を行うために開削したこと
から付けられた。
1925年に着工し、1929年に平(現在の黒部ダム西岸・平ノ小屋付近)まで開通した。

やがて黒部ダムの堤体が見えるようになったところで、道は木橋で右岸側へ渡る。渡ったところから
はダムまで登り坂となり、樹林帯の中をジグザグに登っていく。道がコンクリート舗装になった先に
関電トンネルトロリーバス黒部ダム駅の登山者用出入口があり、登山道としてはここが終点となる。

ここから黒部川の川床まで降ります。
狭くて急だったり、梯子段もありますが。
地元ガイドの方が同行して、安心ペース。
1時間以上かけて、川床へ。
幅1メートル足らずの仮設橋で対岸へ。
おぉー。
足元には、渦巻く清流。
はるか彼方に、黒部ダムの放水が見えます。
20180729_13

付近には巨大な橋脚。
ダム工事の際は、ここにダンプカーが通れる橋があったそうです。
当然、それなりの道路があったのが、昭和40年代に自然崩壊したとのこと。

というわけで。
この先「旧日電歩道」は、熟練者で踏破に二日かかるという登山道。
素人は、ほんの「さわり」だけで引き返してきた訳ですが。
下り先行、戻りがきつい上りという変則パターン。
結構疲れましたが、充分満足です。

続きは後ほど。

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