見てきました「プラモデルとパッケージ原画展」
事情通の友人Oさんから情報を頂きました。
東京都荒川区の複合施設「ゆいの森あらかわ」の、夏の企画展です。
プラモデルとパッケージ原画展
~昭和のプラモデルからドローンまで大集合~
・日時:2018年7月21日(土)~9月9日(日)
・開館時間:午前9時30分~午後8時30分
・開催場所:「ゆいの森あらかわ」 3階企画展示室
※入場無料
荒川区のサイトでの紹介は、以下の通り。
荒川区は、多様な生活関連産業が集積する「ものづくりの街」として発展してきており、ものづくりの盛んな街です。
この、ものづくりを受け継ぐ、区内のプラモデル制作会社株式会社童友社の協力により、今回の「プラモデルとパッケージ原画展」が開催されました。
企画展では、プラモデル約100点、パッケージの原画は、10人の作者、約90点が展示されています。
JR王子駅から都電に乗り換え、荒川七丁目停留所からすぐです。
ピカピカに新しい建物ですが、おっと残念。
入口ドアの段階で「撮影禁止」。
複合施設ですが、主な機能は図書館ですからね。
広々と居心地の良さそうな建物です。
会場は、3階の企画展示室。
会場には係員はおらず、見学する人もまばらです。
ここでまた、おっと残念。
図録はおろか、展示品目録もなし。
ポスターや開催趣旨のビラさえもありません。
仕方ありません。
筆記用具持込み不可とは書いてありません。
出来る限り手書きでメモを取りましたので、それを元にご報告します。
入口に掲示されていた「童友社の歩み」を一部抜粋します。
主に、他メーカーの金型買取について。
・1963年(昭和38年) 童友社プラモデル第一号を発売
・1965年(昭和40年) 豪州にスロットレーシングカーを大量輸出
・1968年(昭和43年) マルサン商店より金型買取
・1970年(昭和45年) 日本ホビーより1/250戦艦大和の金型買取
・1975年(昭和50年) マッチボックス社より、金型買取
・1978年(昭和53年) 緑商会、相原模型、尾高産業より金型買取
・1980年(昭和55年) マルザンより金型買取
・1982年(昭和57年) 山田模型より金型買取
・1984年(昭和59年) オオタキより1/12ビッグスケール金型買取
・1986年(昭和61年) 日東科学より金型買取
童友社の経営状況については分かりませんが。
とにかく消えていく会社の資産を引き継いでくれて。
あれこれ「復刻版」を出してくれるだけでも、ありがたいと言うべきでしょう。
ウチにも「モグラス三兄弟」など、タンスの肥やしになっています。
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