歩いて・見てきました「国立天文台」その2
2018年10月6日(土)。三連休初日の続きです。
三鷹の国立天文台は、次から次に見どころがいっぱい。
国立天文台大赤道儀室
敷地内は林が広がって、公園の歩道のような通路。
1926年(大正15年)に完成。
木製ドーム部分は、造船所の技師の支援を得て造られたとのこと。
65㎝屈折望遠鏡はドイツのカール・ツァイス製。当時の国内最大口径。
内部は展示室になっています。
ガリレオの望遠鏡の精密復元。
1973年のヒューレット・パッカード10桁関数電卓HP-35。
写真乾板と、移動や変光する星を探す装置。
時間をおいて同じ場所を撮影した2枚の写真を素早く交互に見比べるのだそうです。
ブリンクコンパレーター blink comparator というのですって。
詳しく書いていてはキリがないので。
少し先を急ぎます。
四角いのは、レプソルド子午儀室。1925年(大正14年)2月28日竣工。
建物自体も、なかなかの見ものです。
半円形は、ゴーチェ子午環室。1924年(大正13年)5月9日竣工。
屋根は南北にだけ開閉。
このゴーチェ子午環は、1903年のフランス製。
子午環とは、子午線上の天体の位置(赤経と赤緯)を精密観測する装置だそうで。
観測する天体の角度を、周囲の円の目盛りを4か所の顕微鏡で撮影する装置だそうです。
展示室です。
野辺山やハワイの電波望遠鏡の模型など、最新鋭設備の展示。
TMT望遠鏡は、ハワイのマウナケア山頂に建設中の有効口径30mの超大型光学赤外線望遠鏡のこと。
米加中印と日本の5か国共同建設中。
その他、缶バッジなどのガチャガチャや、ペーパークラフトなどなど。
どこからかの移設でしょうか、電波望遠鏡らしい工事。
50cm公開望遠鏡の脇では、小学生が野球の試合。
タマよけのネットが設置されています(^^)
構内にはカラスウリがぶら下がっていたり、大きなプラタナスがあったり。
お弁当を持って、ここだけで一日過ごせちゃいますね。
そのうち、前から気になっている野辺山も行ってみなくては。
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