気になる言葉「外国人材」ついでに「消費増税」
ニュースを見ていると「外国人材」という言葉が出てきました。
新語でしょうか、すごく違和感があります。
こんなニュース。
入管法案を閣議決定=人手確保へ外国人材―政府・与党、今国会成立目指す
11/2(金) 8:50配信 時事通信
政府は2日、外国人労働者の受け入れ拡大に向け新たな在留資格を創設する出入国管理法改正案を閣議決定した。
ちょっと探したら、今年の3月の経済産業省の文書がありました。
成長戦略における外国人材の活用について - Open for Professionals -
平成30年3月 経済産業省 貿易経済協力局 技術・人材協力課
高度外国人材のイメージ
・高度外国人材(高度専門職)
・通常の就労資格により就労する外国人(通常の就労資格)
・留学生(高度外国人材の卵)
新しい概念「外国人の高度専門職」にあわせ、「労働者」を「人材」と言い換えているのですね。
それを、更に短縮している、と。
「外国人労働者」→「外国人人材」→「外国人材」
思い出すのは「消費増税」です。
こちらも、すごくヘンですよね。
私と同じ思いの方も多いようで「消費増税 違和感」でネット検索すると沢山ヒットします。
上と同じ書き方をすれば、こうです。
「消費税の増税」→「消費税増税」→「消費増税」
政府かマスコミか、私の知らないところで、、、
「同じ漢字が続いたら省略する」
そんな申し合わせが、出来ているのでしょうか?
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