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2018年12月13日 (木)

見てきました「日産ヘリテージコレクション」その3

2018年12月8日(土)です。
日産自動車の歴代車両の展示施設「日産ヘリテージコレクション」の続きです。

イベントとして、ケンメリGT-Rのオープンボンネット。
係の方は、蝶ネクタイ姿。
おぉー。
エンジンルームのスカスカっぷり。
DOHCといえ、ヘッドカバーの大きいこと。
20181208_08
小さな赤い自動車がありました。
説明パネルによりますと、車名は「ダットサン・ベビィ」
1965年、皇太子(今上天皇陛下)ご成婚記念の遊園地「こどもの国」用に作られた、とのこと。
おおっ。
これがアレですか。
中島みゆきの歌と田口トモロヲの語りが、脳裏に浮かびます。

 プロジェクトX 挑戦者たち 第V期 運命のZ計画
 ~世界一売れたスポーツカー伝説~

ウチにあったコミック版から、数ページ抜粋してご報告です。
このクルマは、フェアレディZのチーフデザイナー、松尾良彦氏の仕事だそうです。
ガソリンエンジンにトルコンAT、なるほど普通の自動車並みの構造なのですね。
ウィキペディアによると、愛知機械工業のコニー・グッピーのストック部品が使われたとのこと。
Prox_201812
ついでに、ダットサン210
1958年オーストラリアラリーのクラス優勝シーン、

まだまだ、主要な乗用車やレーシングカーの、歴代モデルがずらり。
個人的な思い入れを語ると終わらなくなるので、やめておきます。
20181208_09

一部レーシングカーを除き、ほとんどが動態保存だそうです。
換気のためでしょうか、多くのクルマは窓を少し開けてあります。
おかげで室内の様子も撮影出来たり。
20181208_10

これは本当にすごいですねぇ。
お弁当持って一日こもりたい位です。

これまでも、様々な自動車メーカーの展示施設を見てきました。
その中でもここは異色です。と言いますか、そもそも展示施設ではないのですね。
ヘリテージコレクション。
つまり、代々継承して行くべき資産の収蔵庫なのですね。

かつての、自信満々のそっけないコピー「技術の日産」が思い出されます。



おまけです。
雑誌「東洋経済」12月15日号は、ちょうど日産特集。
Toyokeizai_20181215_1 Toyokeizai_20181215_2
 ゴーン追放 修羅場が迫る
 日産 危機の全貌
 視界不良のポスト・ゴーン経営
 主導権争いでルノーと泥仕合
 次世代車競争で脱落のおそれ
 カリスマ経営の代償
 ドル箱の北米で急ブレーキ
 商品戦略 日本市場軽視のツケ

がんばれ日産!

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コメント

こんにちは、6月に行きましたよ。凄いですよね。オープンボンネットはZ432でした。もう一度行こうかと。最後の12気筒NP35もあったし、R390が3台もありましたね。サファリの240Zのベコベコさ!パルサーの6連フォグ!よくあれだけの歴史的名車が残っていたものです。ダチョウの毛ばたき見ました?(シルエットフォーミュラ奥の壁に掛かっていた、笑)

投稿: twenty-one | 2018年12月16日 (日) 13時23分

twenty-oneさん、コメントありがとうございます(^^)
すでにこちらは、行かれていましたか。
とにかく見渡す限りにすごいクルマがずらり。圧巻ですねぇ。
「ダチョウの毛ばたき」がありましたか?
ぜんぜん気が付きませんでした、それは惜しかった!
壁にかかっていたということは、実用に使っているのでしょうかね。
機会があれば、次回は必ずチェックしてきます(^^)

投稿: 缶コーヒー | 2018年12月16日 (日) 22時05分

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