文句ばかり書いていますが、良いイベントだと思うからこその不満点です。
昨年の好印象のご報告も、併せてご覧下さい。
2019年2月10日(日)の続きです。
昨年同様、まずはJR結城駅前の「結城市民情報センター」へ。
今年はスペイドで行き、地下駐車場に置きましたが。
おっと「3時間まで無料、以降1時間200円」ですか。
駅前のショッピングビル「しるくろーど」の駐車場に移動します。
今年は番号順に全部回ってみようと思います。
案内マップをもらい、内容確認です。
展示場所は昨年と同じ37か所。良く見ると一増一減での同数です。
マップ自体は、色合いが少し変わっているだけで、内容はまるっきり同じ。
検索ワードです。
2019年 平成31年 茨城県結城市 結城 雛祭り 雛まつり ひな祭り ひなまつり
雛めぐりマップ ひなめぐりマップ 案内マップ ガイド 地図 開催案内 告知
さて出発です。
[1番]結城市民情報センター
ロビーに七段飾り。
あまり目立つ場所ではありません。
昨年もここにあったのでしょうが、全く気付きませんでした。
[2番]情報センター敷地内の喫茶店
11時開店で、まだ閉まっています。
[5番]結城市商工会議所
駅前通りのビルです。
ドアが開いていて、両脇に段飾りと御殿雛。
入ってみますが、照明も消され誰もいません。
脇の壁には、この行事の主催団体「TMO結城」のプレートもありました。
この建物の中に事務所があるのですね。
[3番]ショッピングビル「しるくろーど」
駅前ロータリーです。
メインのテナントは「コモディイイダ」というスーパーマーケット。
おやおや、2月末で閉店という告知がありました。
お雛さまは、イートインスペースのそば。
段飾りやケース入りなど、幾つか飾られています。
[6番]スーパーマーケット「うおとみ」
こちらは、段飾りがひと組だけ。
うーん。
市の中核施設、大手商業施設、主催団体の展示が、これですか。
せめて周囲を飾り付けするとか、関連商品を並べるとか。
イベントを盛り上げるために、少しは工夫が出来ませんかねぇ。
番号順にすべてご報告しても仕方ないので。
まずは、ちょっとアレだった展示の愚痴です。
道路に面した洋品店など。
ショーウィンドーの中にお雛さまが飾られていますが。
店内には、特に何もなさそう。
ガラス越しにちょっと眺めて、はい次へ。
そもそも、はじめから誰もいないところも多数。
その他、お休みのお店も数か所。
日曜日なので仕方ないと言えば、それまでですが。
リノベーションしたおしゃれカフェも、臨時休業でした。
老舗のお茶屋さんなど、キレイに展示しているお店もあります。
でもねぇ、店に入って話しかける雰囲気ではないですねぇ。
一番最後が、駅から離れた市役所のロビーです。
ドアは施錠されておらず、押せば入れましたが。
中は誰もおらず、照明も消されて、がらーん。
お雛さまの脇には、一応花も飾られていますが。
順に回って37か所のゴールが、これだけですか。
うーん。
今回、はっきりと分かってしまいました。
大変人気のある「真壁のひな祭り」との決定的な違いです。
あちらは、自宅のお雛さまを飾るのが基本です。
その家の方が由来を説明してくれたり。
手作りの説明や飾りがあったり。
お雛さま以外でも、人形を飾ったり花咲お爺さんがいたり。
更には、クルマやバイク、蛇の抜け殻の額を見せてくれるお宅まで。
参加する方々それぞれの工夫で盛り上げる「ボトムアップ」。
真壁のイベントの楽しさ心地良さは、ここに由来していると思います。
それに対して、こちら結城で感じるのは「トップダウン」。
もちろん積極的な展示もありますが。
半分くらいは「頼まれて、貸し出しのお雛さまを飾っているだけ」という感じです。
日本各地で開催されていますよね。
不要になった雛人形を集めて、ただ数を並べただけの「巨大ひな飾り」のようなイベント。
例えば「巨大クリスマスツリー」や「豪華ライトアップ」と同じ。
一度眺めて「キレイだねー」で終わり。
ここ結城も、それと同じことを、平面に分散して行っているだけ。
今回感じた「がっかり感」は、これですね。
良かったことは、後ほどご報告します。