余談です「トクサツガガガ」
このドラマをきっかけに、原作も読み進めています。
15巻まで出ていますが、まだ半分ほどです。
様々な架空の特撮番組が出てきて、どれもこれも面白そう。
戦隊シリーズでは、こんな感じ。
・メンバーが宇宙人「異星探査ストレンジャーV(ファイブ)」
・考古学調査「探求探索シラベルーパー」
・手品師「マジカライザー」
その他も、どれもこれもユニークな意欲作。
・絡繰忍者 雷伝
・現代妖怪血風録 白狐丸 などなど。
これら劇中劇の特集本があれば、ぜひ読みたいですねぇ。
昨年の重版出来の連載漫画の例もあります。
関連本として てれびキッズ別冊 歴代ヒーロー大特集 なんて出ないでしょうか(^^)
映画「怪獣ダゴン」というのも出てきました。
かつて17作も作られた国民的怪獣映画シリーズ、だそうです。
これは明らかに「ゴジラ」のイメージですね。
・ダゴン対サラマンドロス
・ダゴン対バジリコッケス などなど。
サラマンドロスは、サラマンダー=火蜥蜴。
バジリコッケスは、バジリスク=蛇鶏。
で「ダゴン」です。
ほっほぉ~。そう来ましたか(^^)
これは、見逃がせません。
幻想小説の名手ハワード・フィリップス・ラヴクラフトのデビュー作と同じ名前。
ざっとこんな話です。
海で遭難した主人公が、海底から隆起した謎の島で怪物に遭遇。
主人公は救出された後も、あまりの恐怖に精神に異常をきたす。
例えば「マタンゴ」など、初期の特撮映画でも見られるパターンですね。
姿は断片的な描写です。
・創元推理文庫ラヴクラフト全集3 大瀧啓裕訳 1984年3月30日初版
単眼巨人ポリュフェーモスを思わせる巨体、鱗につつまれた巨大な腕
青空文庫でも読めます。
大堀竜太郎翻訳 2015年12月24日
で。
ラヴクラフトと言えば。
代表作「クトゥルフの呼び声」。
架空の神話体系「クトゥルフ神話」のルーツとなった作品。
一昨年に出た新訳も、ウチにあります。
そちらでは「クトゥルーの呼び声」星海社Fictions
今どきの若い人向けのカバーが、ちょっと気恥ずかしいですが。
これも、読み直さないといけません。
TV放映が終わっても「トクサツガガガ」は、まだまだ楽しめそうです。
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