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2019年5月30日 (木)

見てきました!!! 映画「空母いぶき」その2

映画「空母いぶき」良かったです。
私はもう、大満足でした。

憲法9条下での専守防衛のあり方などの制約は、原作通りにうまく描かれていたと思います。
戦闘シーンは、原作の主要な部分を、迫力ある映像としてしっかり見せてくれました。
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総理大臣の人物造形について。
原作では、いかにも腹が据わった人物でした。
それでも緊張のあまり、洗面所で嘔吐する様子が描かれていました。
一方、この映画では。
もともと体調が悪そうで、水筒らしいものを持っています。
ビッグコミックのインタビュー記事では「漢方ドリンクの入った水筒」とありました。
ですが、映画の中では、中身の説明や飲んでいるシーンは一切ありません。
これはちょっと、残念でした。
とは言え、重圧に耐えて重い決断を下す緊張感は、しっかり伝わってきました。

同様に、原作にはないマスコミの同乗やコンビニの光景。
こちらは、良かったと思います。
一人でじっくり読み込むマンガなら、こういった描写は無くても良いかと思います。
ですが、2時間ちょっとの娯楽映画ですからね。
このような挿入シーンは、良いアクセントだと思います。

更に別の、戦闘以外のシーン。
激戦の合間の、つかの間の静寂。
意見の違う艦長と副長が、格納庫で語り合います。
自衛隊員の「服務の宣誓」から始まって。
「防大の同期で仲間をさん付けて呼ぶのはお前だけだった」などなど。
この辺は、もう少しあっさりでも良かったかと思います。

話が逸れますが。

勝手に名前を付けます。
先のような「しみじみ系の挿入シーン」について。
この映画に限らず、戦記ものスポーツものなどで、良くありますよね。
 激しい戦いの途中に訪れる、つかの間の静寂。
 主人公がライバルや仲間と、思い出話や心情を語り合う。

外国映画では、あまり見ないように思います。
あれは、日本映画特有なのでしょうか?
なにか決まった名前など、あるのでしょうか?

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