« 2019年6月 | トップページ | 2019年8月 »

2019年7月

2019年7月30日 (火)

日本橋で落語「三遊亭遊馬・瀧川鯉朝二人会」その3

「三遊亭遊馬・瀧川鯉朝二人会」
Yubaricho_201907
2019年7月26日(金) 17時30分開場 18時00分開演
お江戸日本橋亭
木戸銭 前売 1500円 当日 2000円

お仲入り後の演目です。

瀧川鯉朝「反対俥」
「今度は袴を着けてきました」と前置き。
暴走する人力車夫のお話です。
交差点を一気に曲がる様子を、高座で座ったままジャンプ!
横向きから後ろ向き、その後一気に前向きに戻ったら、、、
房総千葉県まで来てしまいましたと。
いやー、元気いっぱいで、面白いですねぇ。

うめ吉「 小唄二曲 踊り」
美しい着物のお姉さんが、三味線を持って登場。
NHKの「ひるまえほっと(月~金 11:05~11:54 関東地方のみ)の中の
「かんたんごはん」のコーナージングルを演奏した方だそうです。
小唄も踊りも、良いものですねぇ。

三遊亭遊馬「品川心中」
品川遊郭の女郎お染から、心中を持ちかけられる金蔵。
海に身を投げるが助かって、お染に仕返しをする。
かなり長い話ですが、しっかり最後まで。
聞き覚えのある「落ち」とは違ったので、後で確認しました。
三遊亭では、そうなのですか。

夕方6時から、8時半過ぎまで。
前座、二つ目、色物、そして全くタイプの違う真打お二人が二席づつ。
たっぷりと楽しませて頂きました。
これで前売り1500円では、申し訳ないようです。

帰りに、近くの小さなお蕎麦屋さん。
20190713_06_20190728154701 20190713_07_20190728154701
いかにも東京風の辛くて濃い蕎麦つゆ、落語帰りにちょうど良かったです。

| | コメント (0)

2019年7月29日 (月)

日本橋で落語「三遊亭遊馬・瀧川鯉朝二人会」その2

「三遊亭遊馬・瀧川鯉朝二人会」
Yubaricho_201907
2019年7月26日(金) 17時30分開場 18時00分開演
お江戸日本橋亭
木戸銭 前売 1500円 当日 2000円

お江戸日本橋亭の入口は、すでに行列が出来ていました。
20190713_05_20190728154101
さて内容ですが。
私など大した知識もありませんが、演目などを心覚えとして。

前座さん、お名前は失念しました(^^;
「錦明竹」骨董店店主と小僧さんのお話。
「他行」 現代的に「出張中」として演じていました。

三遊亭遊かり「紙入れ」
女性落語家です。
出囃子は「私の青空」なかなか洒落ています。
主人が出掛けている間に、おかみさんの浮気相手をさせられて、、、
赤い長襦袢が色っぽくて、楽しませて頂きました。

三遊亭遊馬「佐野山」
弱い力士「佐野山」が横綱「谷風」と当たる。
贔屓から、まわしを取れば幾ら、もろ差しなら幾ら、勝てれば店を叩き売って百両!
ずいぶん金額が大きいですねぇ。
その分、贔屓の嬉しい困ったの様子が面白く、大笑いでした。

瀧川鯉朝「五人男」
宴会の余興で、白浪五人男に扮した長屋の人々。
日本駄右衛門のおじいさん、セリフは初めと終わりしか覚えていない。
途中を小声で教えられても、耳が遠くて聞こえない。
子どもが弁天小僧に扮するが、みんなが見ていて怖いと泣く。
元気いっぱいで楽しかったです。

ここでお仲入り。
続きは後ほど。

| | コメント (0)

2019年7月28日 (日)

日本橋で落語「三遊亭遊馬・瀧川鯉朝二人会」

いつもお世話になっている人生の先輩Sさんに、お誘いを頂きました。

「三遊亭遊馬・瀧川鯉朝二人会」
Yubaricho_201907
2019年7月26日(金) 17時30分開場 18時00分開演
お江戸日本橋亭
木戸銭 前売 1500円 当日 2000円

本格派対爆笑派。
馬の走りと鯉の泳ぎ!
じっくりとご堪能ください

三遊亭 遊かり
三遊亭 遊馬
瀧川 鯉朝「五人男」
~中入り~
瀧川 鯉朝
桧山 うめ吉
三遊亭 遊馬「品川心中」

お江戸日本橋亭です。
以前行った「お江戸上野広小路亭」「お江戸両国亭」などと共に、永谷グループという会社が運営。


少し早めに行って周囲をうろうろ。
すぐそばの「福徳神社」
20190713_01_20190728153501 20190713_02_20190728153501
由来表記によりますと「平成26年秋に境内社殿を再興」とありました。
すぐそばの「コレド室町」などの三井不動産による再開発の一環ですね。
周辺もこんな感じ。
20190713_03_20190728153501 20190713_04_20190728153601

お江戸日本橋亭は、ここからすぐですが。

続きは後ほど。

| | コメント (0)

2019年7月27日 (土)

見てきました!! 映画「愛と青春の旅だち」

午前十時の映画祭ファイナルです。
ウィキペディアでは以下の通り。
 『愛と青春の旅だち』は、1982年のアメリカ映画。
 テイラー・ハックフォード監督、リチャード・ギア主演。
 ルイス・ゴセット・ジュニアが1982年度アカデミー助演男優賞を受賞。
 また、ジョー・コッカーとジェニファー・ウォーンズが歌った主題歌
 『愛と青春の旅だち』がアカデミー歌曲賞を受賞している。

映画よりTVCMで良く見かけるリチャード・ギアの、1982年の出世作。
海軍航空士官養成学校での13週間の出来事が描かれます。

ストーリーの軸は、以下の三つでしょうか。

まずは、リチャード・ギア演じる主人公の青春記
父親は飲んだくれの海軍兵曹。幼い頃は育児放棄のような環境で育ちます。
そんな暮らしから抜け出すために、海軍士官を目指します。

次に、養成学校の厳しい訓練に耐える仲間たちの物語
ルイス・ゴセット・ジュニア演じる訓練教官の黒人軍曹フォーリー。
厳しい指導で脱落する者が出たり、女性学生の頑張る姿が描かれたり。

そしてお約束、主人公と訓練生仲間の二人の恋の行方
地域市民との懇親パーティーで知り合った女性は、地元の製紙工場の労働者。
貧しい暮らしの彼女たちのお目当ては、、、
訓練生をひっかけて、海軍士官夫人という玉の輿を狙う。
そして訓練生は、13週間の訓練期間だけのお遊び気分。
それぞれの思惑を秘めて、ふた組のカップルで楽しく過ごすわけですが、、、

さすがはR15指定。
愛し合うふた組の様子は、結構リアルに描かれます。

私がこの映画を見たのは20代でした。
その頃は、R15の描写に気を取られて・・・(^^;
この映画の主題はラブロマンスで、過酷な苦難を乗り越える姿がサブと感じました。

この年になって見直しますとね。
まず感じるのは、下層階級から這い上がろうとする若者たちの姿。
そして、意に染まない人生を歩まされた、訓練生仲間の苦悩と挫折。
それから、厳しい訓練教官の心情。

今見ると、ややクサいと感じるシーンもありますが。
様々な要素をバランスよく配した、コクのある良い映画だなーと思います。

ネットで拾った画像で失礼します。
主人公の愛車、アメリカンなトライアンフも良い感じ(^^)
Aito_201907

| | コメント (0)

2019年7月25日 (木)

歩いてきました「石岡の街並み」その6 石岡町大火災復興及國道構築記念碑

石岡市内の、金刀比羅神社です。
鳥居の先には、小さいながら石の太鼓橋もあったり。
20190713_37 20190713_38
鳥居の脇には、倒れそうな古い石碑
参道には、真新しい正岡子規の句碑
20190713_47 20190713_48
古い石碑は、昭和4年の大火と復興の経緯が記されています。

恢弘

石岡町大火災復興及國道構築記念碑

昭和四年己巳年参月拾四日陰暦貳月四日初午午後七時参拾分中町西側北方
ヨリ出火ス時二西北風猛烈忽チ金丸守木横富田貝地ノ五區ニ延焼シ八
時間ヲ経テ鎮火ス焼失六百六戸壹千七百餘棟損害約参百餘萬圓其ノ災害
畏クモ 天聴ニ達シ御救恤金壹千五百圓ヲ下賜セラル 皇徳ノ仁慈深厚
感泣ニ堪ヘス官民各種機関ノ援助公義廣大大方ノ同情愛善博厚ナルコト

是亦感激スル所ナリ是ニ於テ町民協力精進其ノ復興ニ當リ精神ヲ緊張シ
物質ノ充實ヲ致シ禍ヲ轉シテ福ト為ス歡喜全町ニ溢ル尚益々反省精神ノ
作興文化ノ郁々ニ努メントス慈ニ謹ミテ 皇恩ノ萬一ニ泰答シ併セテ官
民ノ援助ト同情トヲ感謝ス復興ニ伴フテ中町守木ニ沿フ國道構築
ヲ図り其ノ敷地四百参拾八坪地主之ヲ寄附シ同月起工シ拾月竣工ス縣費
ヲ要セシコト参萬四千餘圓拾壹月拾五日 今生天皇陛下下本朝を経テ陸軍
特別大演習志筑野外統監部ニ行幸遊ハサルルヤ謹ミテ新成國道ニ奉迎送
ス是レ洵二無上ノ光榮ナリ街路坦々舗装ノ模範店厦亭々改造ノ参考大イ
ニ面目ヲ一新シテ枢要ノ衢ト為ル艱難ニ在リテ綽々トシテ善處ス卓識先
見ノ明アリト謂ツヘシ因テ其ノ梗概ヲ按シ碑表ニ勤シテ永遠ノ記念トナ
シ且ツ國道敷地寄附者及ヒ實行委員氏名ヲ碑陰ニ鐫シテ後考ニ備フ
 茨城縣知事正五位勲四等牛島省三題額
      石岡 手塚正太郎撰 同敏郎書


まずは上段の「弘 恢」。
一行一文字の縦書きなので、左から右に読みます。
横書きすれば「恢弘」。
ネットの辞書によれば、以下の通り。
「恢弘」かいこう
 おしひろめること。ひろく大きくすること。

茨城縣知事正五位勲四等牛島省三題額 とのこと。
ネットの辞書によれば、以下の通り。
「題額」だいがく 
 額に詩や文章を書くこと。また、その額。
 氏名や寺号・庵号などを記して門に掲げる額。


昭和の初めですからね。
「天聴に達し」に大感激。
大火災が天皇陛下のお耳に届き、1500円の寄付を頂いて感泣したのですね。
「陸軍特別大演習」の際にこの国道を通ったことも無上の光栄。
おっ。結城市で見たものかと思いましたら、、、そちらは明治40年11月。

 2018年3月3日(土) 歩いてきました「結城のひな祭り」その2

ちょっと調べたら、それらしい史跡がありました。
JR石岡駅から7km程の場所です。
かすみがうら市 市内指定文化財「御野立所」
Kasumi_201907
 昭和4年11月15日の陸軍特別大演習
 大元帥陛下御統監聖蹟
 かすみがうら市上志筑495


キリがないので、この辺で。





| | コメント (0)

2019年7月21日 (日)

歩いてきました「石岡の街並み」その5 ※追記あり

石岡市内の街並みのご報告です。

登録有形文化財の他にも、見どころがいっぱい。
目についた建物いくつか。
20190713_44 20190713_43
20190713_45 20190713_46

見かけたクルマなど。
20190713_39 20190713_40
20190713_42 20190713_41


| | コメント (0)

2019年7月20日 (土)

歩いてきました「石岡の街並み」その4

茨城県石岡市の「看板建築」など登録有形文化財の街並みで、オミヤゲを購入したお店です。

併設の観光案内所で貰った案内図です。
僭越ながら、検索ワードを列挙します。
茨城県石岡市の、看板建築、登録有形文化財、昭和レトロ、街並み、の。
観光、散策、見学、の、案内図、マップ、地図、はこちら。
Ishiokamap_201907_1 Ishiokamap_201907_2

菅屋菓子店
手作りの駄菓子の専門店。
栗山呉服店から「金丸寿通り」に出た正面です。
なるほど、和菓子の懐かしいものがいろいろ。
円錐形の「甘食」6個ひと袋290円。
キレイな「あんこ玉」「石衣」それぞれひとつ73円。
包み紙からもう、こうですよ(^^)
20190713_31 20190713_32
撮影のため、開封しています(^^;

玉川屋 石岡本店
国道355号「中町通り」沿いの小さなお菓子屋さん。
きそば東京庵と十七屋履物店の間です。
これまた懐かしい、かりんとうなどのお菓子が並んでいます。
年配の女性が一人でお店番。
おすすめで買ったのが「南京ねじ」380円。
東京都墨田区東駒形の中山製菓というメーカーでした。
南京豆入りで、ねじれているので、こういう商品名なのでしょう。
おまけにアメを3粒頂きました(^^)
食べてみると、さくっと軽い雷おこしという感じ。
20190713_33 20190713_34

しばのや
国道355号「中町通り」沿いの酒屋さん。
オリエンタルカレーの商品が各種並んでいました。
チャツネなしの「即席カレー」や同じく粉末の「即席ハヤシドビー」。
レトルトのカレーなどなど。
ちょっと迷いましたが、定番「マースカレー」220円。
20190713_35 20190713_36

先の東京庵の「おろしそば」700円を含め、経済効果は2000円ちょっと(^^;

| | コメント (0)

2019年7月19日 (金)

歩いてきました「石岡の街並み」その3

石岡市内の登録有形文化財の11棟を、案内マップの番号順にご報告します。

併設の観光案内所で貰ったものです。
僭越ながら、検索ワードを列挙します。
茨城県石岡市の、看板建築、登録有形文化財、昭和レトロ、街並み、の。
観光、散策、見学、の、案内図、マップ、地図、はこちら。
Ishiokamap_201907_1 Ishiokamap_201907_2

6.十七屋履物店
三軒が並んでいる、向かって左です。
こちらでも、ゆっくりお話を聞かせて頂きました。
年配の奥さまが、一人で切り盛りしているそうです。
お子さんは某金融関係にお勤めで、今は都内の某ベイエリアにお住まいとのこと。
昭和の着物ブームは忙しかったけれど、これからはね。
鼻緒をすげたり、結構力仕事で疲れてしまうんですよ。
この建物の格天井は凝ったもので、一ます仕上げるだけで一日がかりだったとか。
東日本大震災でも、ほとんど被害はなかったとか。
20190713_20 20190713_22
以前はアーケードがあり、駅まで濡れずに歩けたそうです。
NHKの「小さな旅」や、民放の「加山雄三 若大将のゆうゆう散歩」の色紙がありました。
テレビ番組の取材も、結構あるのですって。
20190713_21 20190713_23

7.久松商店
三軒並んだ真ん中です。
店も閉まっていて、誰もいませんでした。
マップの解説文によると、以前は銅板貼りだったそうです。
20190713_24

8.福島屋砂糖店
重厚な土蔵造り。
奥に続く通路には、真壁でも見かけた荷物運びのレール。
本来は問屋なのでしょうが、店頭には調味料など小売商品もありました。
それよりもびっくりは、アニメフィギュアなどが、店頭に山ほど。
声をかけましたが、残念ながらお留守のようで。
無断撮影で失礼します。
20190713_25

9.丁子屋
昭和4年の大火を逃れた、江戸末期建築の染物屋。
今は市の観光施設になっています。
駄菓子屋やお土産の小物もあり、かき氷は100円(^^)
スタッフの方と、あれこれお話。
十七屋履物店のお話通り、以前はアーケードがあったそうで。
2000年代の初めに撤去して、看板建築を「再発見」したのですって。
20190713_26 20190713_27

10.府中誉
造り酒屋ですが、お休みで閉まっていて残念でした。
20190713_28

11.平松理容店
建物は小さいですが、これは良いですねぇ。
今でも現役で営業していました。
隣は八百屋さん、お向かいには経師屋さんがありました。
20190713_29

これらの建物以外にも、色々と面白かったので、もう少し。

| | コメント (0)

2019年7月18日 (木)

歩いてきました「石岡の街並み」その2

茨城県石岡市の登録有形文化財の11棟を、案内マップの番号順にご報告します。

併設の観光案内所で貰ったものです。
僭越ながら、検索ワードを列挙します。
茨城県石岡市の、看板建築、登録有形文化財、昭和レトロ、街並み、の。
観光、散策、見学、の、案内図、マップ、地図、はこちら。
Ishiokamap_201907_1 Ishiokamap_201907_2

丁子屋を除いて、いずれも昭和5年から7年頃の建築。
1929年(昭和4年)の「石岡大火」の後に建てられたそうです。
ちなみに、都内の看板建築の始まりは、1923年(大正12年)「関東大震災」の後。
川越の土蔵造りは、1893年(明治26年)「川越大火」の後。

都内の看板建築では「銅板貼り」を良く見かけますが、こちらでは全くありませんでした。
代わりに、細かい小石粒の見える「洗い出し仕上げ」や、重厚な「土蔵造り」が目立ちました。
当時、腕の良い左官職人が多かったのでしょうか。
更には、今も補修に腕を振るう職人さんがいるのかも知れません。

1.大和田家貸店舗(喫茶店四季)
半分だけが喫茶店として営業しているようです。
二階の窓も、そちらだけアルミサッシに交換されています。
不相応に立派な太い柱が、良いですねぇ。
20190713_11

2.森戸文四郎商店
国道355号「中町通り」沿いの、立派な商家。
案内マップでは、現在は花屋とありましたが、閉まっていました。
20190713_12

3.きそば東京庵
立派な木造建築ですねぇ。
初代の方が東京で修行して開店したので、この名前だそうです。
昔は2階の座敷も使っていたそうです。
おろしそば700円。
20190713_13 20190713_14
太くてしっかりした梁、厨房や帳場もしゃれた造り。
受け渡し口から、京塚昌子さんが「はい、上がったよ!」と顔を出しそう。
20190713_15

4.すがや化粧品店
お店だけを見れば、普通の小ぎれいな造り。
見上げるとこの通り。
20190713_16

5.栗山呉服店
脇道ですが、観光用に整備したのでしょう。立派な石畳。
そこに、軒が低く北向きの建物。
神田の古書店街と同じで、日差しを避けているのでしょう。
20190713_17 20190713_18
私にはすごく懐かしい、反物の棚、裁ち鋏竹の鯨尺
通常の一尺は約30㎝ですが、和裁の鯨尺では約38㎝。
年配の上品な奥さまと、お話をさせて頂きました。
今はねぇ、浴衣もミシンですし。
反物から起こす人は少ないですからねぇ。
オミヤゲに、お祭りのメガネクリーナーを頂きました。
20190713_19 20190713_30
茨城県の公立高校は、市町村名プラス「一高」が男子校で「二高」が女子高です。
こちらの奥さまも、某市二高だそうで、なんと私の懐かしい人と同じ学校。
校門がこうなって、坂道があって。
あぁ懐かしい。
ついつい話し込んでしまい、まだ先は長そうです。


| | コメント (0)

2019年7月17日 (水)

歩いてきました「石岡の街並み」

茨城県石岡市です。
昭和初期の「看板建築」が多く残され、町なかに登録有形文化財が11棟
長引く梅雨の合間で天気が心配ですが、ちょっと行ってみましょう。

まずはJR石岡駅。
併設の観光案内所で、案内図を貰いました。
僭越ながら、検索ワードを列挙します。
茨城県石岡市の、看板建築、登録有形文化財、昭和レトロ、街並み、の。
観光、散策、見学、の、案内図、マップ、地図、はこちら。
Ishiokamap_201907_1 Ishiokamap_201907_2
駅前のパーキングは30分100円。
案内図の右端、駅から約1kmほどの「いしおかイベント広場」にクルマを置きました。
広いですねー、ざっと100m四方はあるでしょう。
秋のお祭り「常陸國總社宮例大祭」では、ここが満車になるそうです。
入口の雰囲気から、元は何か工場の敷地だったようです。
20190713_01 20190713_02

ほほー。
土蔵造りとれんが造りが一体になった、重厚な商家。

脇の門には「剣道 居合道 指南 青柳道場」という大きな看板も。

20190713_03 20190713_04

すぐそばには、長いれんが塀が続き、角には大谷石の建物。
先の建物は「長手積み」でしたが、こちらは「イギリス積み」ですね。
交差点の角に4階建ての立派なビル「青柳鐵店」、、、ありゃりゃ。
どうも使われていないようです・・・
20190713_05 20190713_06

スマホで会社名を検索してみると「合名会社青柳鐵店」がヒット。
別の場所で営業しているようです。
それにしても、今どき無限責任の「合名会社」とは。ヤバくないですか。
先の商家や道場など、古くからの資産家一族なのでしょうか?
せめて「有限会社」にすれば良いのに。

市民会館前の「府中松平家の陣屋門」1828年の建築。
明治新語は石岡小学校の校門として使われ、その後移築されたとのこと。
そばの道路沿いには、長いれんが塀。
広い間口の門から中をのぞくと、、、がらーんとした駐車場。
20190713_07 20190713_08

うーん。
どうも参りますねぇ。
こんなお店もありました。
大谷石の蔵を改装したらしい、おしゃれバル
古民家を改装したらしい、おしゃれカフェ
20190713_09 20190713_10

小さな神社など、他にもいろいろ面白いのですが、キリがないので。
なかなか「看板建築」まで行き着きません。

続きは後ほど。

| | コメント (0)

2019年7月16日 (火)

行ってきました「伊奈町の古民家カフェ」

特撮が大好きなOL仲村叶さんのお兄さん。
Gaga_201901_4

各地の古民家カフェを訪ね歩き、ブログにアップしています。
https://www4.nhk.or.jp/furucafe/
Furucafe_201907_1

最近、私の地元の埼玉県にもよく来ています。
今年の4月から6月末までの17回のうち、6回が埼玉県です。

 6月13日木曜 午後9時00分~午後9時30分
 「埼玉・熊谷市妻沼~本当?と言っちゃうカフェ」
 5月23日木曜 午後9時00分~午後9時30分
 「埼玉・小川町2548年?に建てられた巨大カフェ」
 5月14日火曜 午後2時25分~午後2時55分
 「埼玉・伊奈町~築200年超豪農住宅のカフェ」
 5月10日金曜 午前10時35分~午前11時05分
 「埼玉・行田編」
 5月7日火曜 午後3時55分~午後4時24分
 「埼玉・川口編」
 4月11日木曜 午後9時00分~午後9時30分
 「埼玉・本庄人が集う蔵のカフェ」

この中の、伊奈町のカフェに行ってみました。

紡ぎの家大島 cafe BLANCO
https://tumuginoie-ooshima.jimdofree.com/
Tsumugi_201907
大島家住宅主屋
文化庁の登録有形文化財
第11-0174号
平成30年7月20日答申
伊奈町初の国登録有形文化財だそうです。

建物正面からではなく、裏から入るようになっています。
明るく日当たりの良い場所を、客席にあてたのでしょう。
20190707_01 20190707_02

店内に入ります。
なるほどー。黒くて立派な梁が見えますね。
少し低めの大きな椅子に柔らかいクッションで、ゆったりのんびり。
20190707_03 20190707_04

立派な太い柱に対して、手前の適当な感じの細い柱が面白い。
中二階のような障子があります。
川口の旧田中家住宅で見た、使用人の部屋のよう。

料理と飲み物と甘いもの、セットで1400円。
パスタのランチは、味も量も充分満足。
持ち手の大きいコーヒーカップは、ユニバーサルデザインですね。
20190707_05 20190707_06

帰りがけに、建物の前に回ってみました。
本来の入り口の位置を締め切って、壁と大きな窓になっています。
小屋の中には、わんこのくうちゃんがのんびり。
20190707_07 20190707_08

向かって右側がカフェで、左側に座敷があります。
そちらは、レンタルスペースとして使われているようです。
建物全体の見学会でもあれば、参加してみたいものです。

| | コメント (0)

2019年7月10日 (水)

両国で落語・講談「第八回愚者の会」おまけ「江戸東京博物館」

両国のおまけです。

午前中は、江戸東京博物館を見てきました。
いつもながら、とにかくあきれるバブル様式

無駄に広い空間の端っこで入場券を購入。
入口は、広場を歩いてエスカレーターで6階まで上がるのですが、、、
上では入場券は買えません。
で。
エスカレーター乗り口には、入場券を持っているかを確認するだけの担当者が常駐。
20190706_11 20190706_12

まぁ、地下から入ってエレベーターに乗れば良いのですが。

ちょうど私の読みかけの本が、藤沢周平の「橋ものがたり」。
いつもながら、精密なミニチュアは見応えたっぷり。
20190706_13 20190706_14

結構あちこちで見かけます。
YTVでおなじみ「まんげ鏡」とあります。
メーカー名などは表記されていません。
この女の子も、今は何歳なのでしょう。
いつか、2015年の地球ゴマのように、突然生産中止になったりして。
海洋堂のガチャガチャは、歌川広重。
出たのは、東海道五十三次「庄野 白雨」
雨が題材なので、良しとしましょう。
20190706_15 20190706_16

| | コメント (0)

2019年7月 9日 (火)

両国で落語・講談「第八回愚者の会」その2

さてトリは、ちょっと講談とは思えないようなタイトル。

講談「しあわせ運べるように」玉井亀鶴 さん

演題は、1995年の阪神淡路大震災の際、小学校の先生が作った歌の題名。
2011年の東日本大震災の際には、東北でも歌詞の「神戸」を置き換えて歌われたそうです。

その先生が出した同名の本の内容を、そのまま講談として演じるとのこと。
このような一人称形式で演じるのを「独白講談」というのですって。

この歌の公式サイトはこちら。
http://www.shiawasehakoberuyouni.jp/
Siawase_201907
Youtubeにも、合唱がたくさん上がっています。
川嶋あい さんの歌もありました。
島谷ひとみ さんのCDも販売中だそうです。

私も、このブログ右サイドの「リンク集」に加えました。

以下、公式サイトで公開されている歌詞です。
http://www.shiawasehakoberuyouni.jp/lyrics.html

著作権の面ではどうかと思いますが、どなたかのお役にたつかも知れません。

しあわせ運べるように(神戸オリジナルバージョン)
 作詞・作曲 臼井 真

 一、
 地震にも 負けない 強い心をもって
 亡くなった方々のぶんも 毎日を 大切に 生きてゆこう
 傷ついた神戸を もとの姿にもどそう
 支えあう心と 明日への 希望を胸に
 響きわたれ ぼくたちの歌
 生まれ変わる 神戸のまちに
 届けたい わたしたちの歌 しあわせ 運べるように

 二、
 地震にも 負けない 強い絆(きずな)をつくり
 亡くなった方々のぶんも 毎日を 大切に 生きてゆこう
 傷ついた神戸を もとの姿にもどそう
 やさしい春の光のような 未来を夢み
 響きわたれ ぼくたちの歌
 生まれ変わる 神戸のまちに
 届けたい わたしたちの歌 しあわせ 運べるように
 届けたい わたしたちの歌 しあわせ 運べるように


しあわせ運べるように(ふるさとバージョン)
 作詞・作曲 臼井 真

 一、
 地震にも 負けない 強い心をもって
 亡くなった方々のぶんも 毎日を 大切に 生きてゆこう
 傷ついた「ふるさと」を もとの姿にもどそう
 支えあう心と 明日への 希望を胸に
 響きわたれ ぼくたちの歌
 生まれ変わる 「ふるさと」のまちに
 届けたい わたしたちの歌 しあわせ 運べるように

 二、
 地震にも 負けない 強い絆(きずな)をつくり
 亡くなった方々のぶんも 毎日を 大切に 生きてゆこう
 傷ついた「ふるさと」を もとの姿にもどそう
 やさしい春の光のような 未来を夢み
 響きわたれ ぼくたちの歌
 生まれ変わる 「ふるさと」のまちに
 届けたい わたしたちの歌 しあわせ 運べるように
 届けたい わたしたちの歌 しあわせ 運べるように

| | コメント (0)

2019年7月 8日 (月)

両国で落語・講談「第八回愚者の会」

一昨年の第五回以来、一年半振りに行ってきました。
20190706_01

お江戸両国亭「第八回愚者の会」
・令和元年7月6日(土) 12:30開場・13:00開演・15:30頃終演
・入場感無量(無料)
Gusya201907_1
プロではなく「社会人落語」の方々の出演です。
今回の番組は以下の通りです
Gusya201907_2
 ~オープニングサイコロトーク~
 「開口一番」いやし亭おれお
 落語「おれおれ介護」万年堂きさ馬
 落語「五人廻し」有借亭圓さん
  お仲入り
 助演「落語」東中亭どテ珍
 講談「しあわせ運べるように」玉井亀鶴


感想というほどでもありませんが、演目などご紹介。

落語「親子酒」いやし亭おれお さん。
古典落語です。
 商家の親子が禁酒するが、我慢できない。
 二人それぞれ酔っぱらって、珍妙なやりとり。
有名なお話で、安心して聞けました。


落語「おれおれ介護」万年堂きさ馬 さん
新作落語です。
 20歳の若者がマクドナルドにバイトに出かける道すがら。
 声をかけてきたおっさんは、なんと40歳の自分自身。
 タイムトラベルして、80歳の自分の介護の手伝いを頼まれる。

あー、これは面白いですねー。
タイムトリップものには、様々なパターンがありますよね。
例えば「機械仕掛けのタイムマシンで何日も冒険して、元の時間の直後に帰る」とか。
移動手段については「穴に飛び込む」。
ドラえもんの、にゅーっと空間に穴が開くアレですか。
年代別の三人で昼夜土日の介護を分担しよう、という話が出ます。
つまり「トリップの前後で同じ時間が経過する」というパターンですね。
その上、曜日まで考慮するという(^^)

さぁ、どんなオチが付くでしょう。ネタバレは避けておきます。
僭越ながら、私も幾つか思いつきました。
 80歳の自分が出かけようとする。「どこへ行くの?」と聞くと、、、
 「200歳の自分に会ってくる」
 「60年前のマクドナルドに行ってくる」
なんて。


落語「五人廻し」有借亭圓さん さん
古典落語の有名な噺。
 遊郭で「廻し」を取られた、様々な客の様子。
個性的な客を演じ分けるのがポイントでしょう。
以前も廓話「お見立て」を演じていらっしゃいました。
聞きなれた噺を聞きやすく演じていて、安心して楽しめます。


新作落語(タイトル不明)東中亭どテ珍 さん
助演の方です。
まずは自己紹介。
浪人して東大に入学したそうです。
玉井亀鶴さんとはSNSで知り合ったそうです。

新作落語でタイトルは分かりません。
 八っつあんがご隠居を訪ねて世間話。
 「幽霊っているんですかね?」
 あれこれ話をしてから、、、
 「自分では気づいていないだろうが、お前はもう死んで幽霊になっているよ」。
 御隠居さんは頭が割れているし、二人とも着物びしょびしょ。
 実は、二人とも死んでいる。
 映画「シックス・センス」のようだと映画のネタバレ。
 抱き合えずポーズだけなのは「ゴースト/ニューヨークの幻」のようだと笑わせる。

おー。
噺のはじまりは八っつあんご隠居で、形通りの落語かと思わせておいて。
だんだんと、ミステリーじみてきて。
後から二人の見た目を語り、どーんと不思議な世界に落ちていく、、、
これは面白いですねぇ。


長くなりました。
玉井亀鶴さんについては、後ほど。

| | コメント (1)

2019年7月 5日 (金)

見てきました!!! 映画「日本のいちばん長い日」

私には面白さが分からなかった「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」

今度の映画は「午前十時の映画祭ファイナル」の中でも、楽しみにしていた一本。
Gozen10_201906_1
たまらなく面白い「日本のいちばん長い日」です。
岡本喜八監督、1967年、三船笠志村島田黒沢加山などなど東宝オールスター総出演。
Gozen10_201906_2

昭和20年8月15日正午の玉音放送に至る一日が描かれます。
連合国から出されたポツダム宣言に対し、日本政府は「静観」。
ところが連合国側はこれを「黙殺」と受け止める。
広島長崎には原爆が投下され、北海道にはソ連が侵攻し、絶体絶命の日本。
それでも、強硬に本土決戦を主張する陸軍大臣。
御前会議を経て、ついにポツダム宣言受諾、無条件降伏が決まる。
これを不服とする陸軍将校は、近衛師団長を襲って・・・

ウィキペディア「宮城事件」を、そのまま詳細に描いている感じです。
前半は延々と会議のシーン。
例えば「ポツダム宣言」に関するこんな議論。
 国体護持については「連合国最高司令官に従う(subject to)ものとする」という回答。
 外務省は「制限の下に置かれる」と訳し、終戦を進めようとした。
 陸軍では「隷属するものとする」と解釈し、戦争続行を主張。

後半は、主に陸軍のクーデター未遂の顛末。
その合間に、横須賀の海軍基地、児玉の特攻隊の出撃、横浜警備隊の政府関係者襲撃など。
更には、陸軍大臣の切腹、玉音の録音盤を預かった宮内庁職員などなど。

2時間半という長編、登場人物もシーンもすごく多いです。
それでも、テロップで場所や人物の説明が入るので、分かりやすい。
例えば「恋人との別れ」とか「ちょっと良い話」のようなエピソードは一切なし。
じりじりとした真夏の暑さが、画面を通して伝わってくるような緊迫感。
とにかく面白い、見応えのある映画です。

最後に、話をゴジラにつなげます。
あの「シン・ゴジラ」の庵野秀明監督は、岡本喜八監督の大ファンだそうで。
ふたつの映画の類似については、ネット上でも多く語られています。

ストーリーの面では
 ・題材は異なるものの国家存亡の危機
 ・延々と続く対策会議
 ・事務方の必死の活躍

映画の技法としては
 ・場所や人物の説明にはテロップを多用
 ・短いカットでテンポよくシーンを繋ぐ映像表現

岡本喜八監督の太平洋戦争に関する作品は、もう一本「激動の昭和史 沖縄決戦」1971年。
こちらについても、機会があれば。

| | コメント (0)

2019年7月 3日 (水)

行ってきました!!!「南こうせつ コンサートツアー2019~いつも歌があった~」

先月の武道館のアリスに続き、60代の私には馴染み深いフォークソング。
Kousetsu_201906
 ・南こうせつ コンサートツアー2019~いつも歌があった~
 ・久喜総合文化会館大ホール
 ・2019/06/29(土) 開場16:30 開演17:00
 ・全席指定 6500円

この会場の中庭は、平成仮面ライダーにも何回か登場しています。
20190629_1
チケットは完売御礼。
観客は、、、言うまでもありませんね。
20190629_2
このツアーは、はじめての二部形式、途中で15分の休憩がありました。
「これで安心して最後まで」とのこと(^^;

南こうせつさん、久喜に来るのは19年振りだそうです。
最近の曲も折り込みながら、「かぐや姫」時代の歌や、ソロの人気曲。
途中、よしだたくろうや井上陽水のエピソードと共に「人間なんてらららー」なんて入れたり。
「Where have all the flowers gone.」が出てきたり。
アルバム未収録の「リーバイス501」というコミカルな曲では、イントロクイズのような趣向。
出てきたのは「心の旅」「学生街の喫茶店」「およげ!たいやきくん」など。

観客の年齢層に合わせた趣向を増やしたのでしょうかね。


当日のセットリストはこちら。
これを見て、遠い目をした方は、私のお友だちです。

青春の傷み
虹とアコーディオン
赤ちょうちん
夢一夜
男が独りで死ぬ時は
うちのお父さん
幼い日に
(休憩 15分)
加茂の流れに
息子
リーバイス501
神田川
マキシーのために
種を蒔く人
おもかげ色の空
(アンコール)

夏の少女
(再アンコール)
満天の星


おやおや。「夏の少女」で席を立った方が結構いました。
階段の途中で振り返って戻ったり。

何か、よほどの急ぎのご用事があるのでしょうか。
トイレなど、緊急事態なのでしょうか。

それとも、通常は「満天の星」「夏の少女」の順で締めるので、
これで終わりだと思った、常連の方なのでしょうか。

もしかして「余韻を背中で感じる」といった、ツウの方なのでしょうか。

まさか、早く会場を出て混雑を避けよう、なんて思っているのですか。

| | コメント (0)

2019年7月 1日 (月)

新聞に全面広告2ページ「君の名は。」

6月30日(日)です。
映画「君の名は。」の2度目の地上波テレビ放送がありました。
朝の新聞には、全面広告が2ページ。
Kiminona201906_2 Kiminona201906_1
片面が瀧くん、もう片方が三葉さん
三葉さんの方だけ、左右反転した文章が添えられています。
 言おうと思ったんだ・・・
 お前が、世界のどこにいても、
 俺が必ずもう一度会いに行くって。

この2ページが裏表一枚になっています。
これを透かして見ると、二人が出会えるというもの。
もちろん「カタワレ時」の夕日に透かしたいですが、何しろ梅雨の真っ最中(^^;
仕方ないので、小雨で薄明るいガラス窓にぺたり。
Kiminona201906_3
おぉー。
これはすごい。
という訳で、凝った広告でびっくりです。
ちなみに、視聴率ですが。
2018年1月3日の地上波初放送の17.4%。今回が12.4%だそうです。

さて、少し話は変わります。

新海誠監督の最新作「天気の子」が 2019年7月19日に公開されます。
これに合わせた話題作りとして、どーんと経費をかけているのですね。
それだけ、新作への期待が大きいのでしょう。

ですが、、、そううまく行くでしょうか?
私は、ちょっと難しいのではないかと思います。

前作の「君の名は。」、私ごときが大ヒット作の分析をしても仕方ないですが。
Kimino_1 Kimino_2
 この夏、日本中が恋をする。
 夢の中で“入れ替わる”少年と少女の恋と奇跡の物語。

個人的には、以下のような点が良かったと思っています。
とにかく、馴染みやすいネタがずらり。
 舞台は現代の東京と田舎で、誰でも感情移入しやすい
 男女が入れ替わりという、良くあるコミカルな展開
 運命で結ばれた二人の再会という、お約束の展開
 彗星衝突による大事件の面白さ
これらのベタな状況を、時間の交錯で深みのあるストーリーに仕上げています。

一方、今度の「天気の子」です。
Tenki_1 Tenki_2
ふわりと浮かんだ少女の絵柄。
 これは、僕と彼女だけが知っている、世界の秘密についての物語。
 天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄される少年と少女が自らの生き方を「選択」するストーリー。

なるほど、従来の「ほしのこえ」などのような、異世界のファンタジーという感じでしょうか。
うーん。
このような「世界の秘密」「調和が狂っていく時代」といった話って。
特に見たいと思う人は、多くはないかも知れない、、、と思ってしまいます。

| | コメント (0)

« 2019年6月 | トップページ | 2019年8月 »