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2019年7月18日 (木)

歩いてきました「石岡の街並み」その2

茨城県石岡市の登録有形文化財の11棟を、案内マップの番号順にご報告します。

併設の観光案内所で貰ったものです。
僭越ながら、検索ワードを列挙します。
茨城県石岡市の、看板建築、登録有形文化財、昭和レトロ、街並み、の。
観光、散策、見学、の、案内図、マップ、地図、はこちら。
Ishiokamap_201907_1 Ishiokamap_201907_2

丁子屋を除いて、いずれも昭和5年から7年頃の建築。
1929年(昭和4年)の「石岡大火」の後に建てられたそうです。
ちなみに、都内の看板建築の始まりは、1923年(大正12年)「関東大震災」の後。
川越の土蔵造りは、1893年(明治26年)「川越大火」の後。

都内の看板建築では「銅板貼り」を良く見かけますが、こちらでは全くありませんでした。
代わりに、細かい小石粒の見える「洗い出し仕上げ」や、重厚な「土蔵造り」が目立ちました。
当時、腕の良い左官職人が多かったのでしょうか。
更には、今も補修に腕を振るう職人さんがいるのかも知れません。

1.大和田家貸店舗(喫茶店四季)
半分だけが喫茶店として営業しているようです。
二階の窓も、そちらだけアルミサッシに交換されています。
不相応に立派な太い柱が、良いですねぇ。
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2.森戸文四郎商店
国道355号「中町通り」沿いの、立派な商家。
案内マップでは、現在は花屋とありましたが、閉まっていました。
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3.きそば東京庵
立派な木造建築ですねぇ。
初代の方が東京で修行して開店したので、この名前だそうです。
昔は2階の座敷も使っていたそうです。
おろしそば700円。
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太くてしっかりした梁、厨房や帳場もしゃれた造り。
受け渡し口から、京塚昌子さんが「はい、上がったよ!」と顔を出しそう。
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4.すがや化粧品店
お店だけを見れば、普通の小ぎれいな造り。
見上げるとこの通り。
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5.栗山呉服店
脇道ですが、観光用に整備したのでしょう。立派な石畳。
そこに、軒が低く北向きの建物。
神田の古書店街と同じで、日差しを避けているのでしょう。
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私にはすごく懐かしい、反物の棚、裁ち鋏竹の鯨尺
通常の一尺は約30㎝ですが、和裁の鯨尺では約38㎝。
年配の上品な奥さまと、お話をさせて頂きました。
今はねぇ、浴衣もミシンですし。
反物から起こす人は少ないですからねぇ。
オミヤゲに、お祭りのメガネクリーナーを頂きました。
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茨城県の公立高校は、市町村名プラス「一高」が男子校で「二高」が女子高です。
こちらの奥さまも、某市二高だそうで、なんと私の懐かしい人と同じ学校。
校門がこうなって、坂道があって。
あぁ懐かしい。
ついつい話し込んでしまい、まだ先は長そうです。


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