歩いてきました「石岡の街並み」その2
茨城県石岡市の登録有形文化財の11棟を、案内マップの番号順にご報告します。
併設の観光案内所で貰ったものです。
僭越ながら、検索ワードを列挙します。
茨城県石岡市の、看板建築、登録有形文化財、昭和レトロ、街並み、の。
観光、散策、見学、の、案内図、マップ、地図、はこちら。
丁子屋を除いて、いずれも昭和5年から7年頃の建築。
1929年(昭和4年)の「石岡大火」の後に建てられたそうです。
ちなみに、都内の看板建築の始まりは、1923年(大正12年)「関東大震災」の後。
川越の土蔵造りは、1893年(明治26年)「川越大火」の後。
都内の看板建築では「銅板貼り」を良く見かけますが、こちらでは全くありませんでした。
代わりに、細かい小石粒の見える「洗い出し仕上げ」や、重厚な「土蔵造り」が目立ちました。
当時、腕の良い左官職人が多かったのでしょうか。
更には、今も補修に腕を振るう職人さんがいるのかも知れません。
1.大和田家貸店舗(喫茶店四季)
半分だけが喫茶店として営業しているようです。
二階の窓も、そちらだけアルミサッシに交換されています。
不相応に立派な太い柱が、良いですねぇ。
2.森戸文四郎商店
国道355号「中町通り」沿いの、立派な商家。
案内マップでは、現在は花屋とありましたが、閉まっていました。
3.きそば東京庵
立派な木造建築ですねぇ。
初代の方が東京で修行して開店したので、この名前だそうです。
昔は2階の座敷も使っていたそうです。
おろしそば700円。
太くてしっかりした梁、厨房や帳場もしゃれた造り。
受け渡し口から、京塚昌子さんが「はい、上がったよ!」と顔を出しそう。
4.すがや化粧品店
お店だけを見れば、普通の小ぎれいな造り。
見上げるとこの通り。
5.栗山呉服店
脇道ですが、観光用に整備したのでしょう。立派な石畳。
そこに、軒が低く北向きの建物。
神田の古書店街と同じで、日差しを避けているのでしょう。
私にはすごく懐かしい、反物の棚、裁ち鋏、竹の鯨尺。
通常の一尺は約30㎝ですが、和裁の鯨尺では約38㎝。
年配の上品な奥さまと、お話をさせて頂きました。
今はねぇ、浴衣もミシンですし。
反物から起こす人は少ないですからねぇ。
オミヤゲに、お祭りのメガネクリーナーを頂きました。
茨城県の公立高校は、市町村名プラス「一高」が男子校で「二高」が女子高です。
こちらの奥さまも、某市二高だそうで、なんと私の懐かしい人と同じ学校。
校門がこうなって、坂道があって。
あぁ懐かしい。
ついつい話し込んでしまい、まだ先は長そうです。
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