見てきました!「天気の子」
2016年の大ヒット「君の名は。」に続く、新海誠監督の新作です。
前作では、都会と田舎の美しい光景が描かれました。
東京では新宿周辺のキラキラのカフェとかね。
今回は一転して、歌舞伎町や池袋の、いかにもアレな光景がたっぷりと描かれます。
その中で、主人公たちは、その日の寝るところにも困るような状況へ。
その上、ヤクザに殴られたり警察に追われたり、もうさんざんです。
そのような世界で異常気象は続き、二人の運命も・・・
映画が終わった後、そばにいた人が話していました。
「以前の新海誠作品なら、あの辺で終わっていたよね」
そうそう。
異常気象を終わらせる代わりに、天空に送られてしまう少女。
これで話はおしまいかと思いきや、一気にハッピーエンドへ。
その代わりに、東京は降り続く雨でついに水没・・・
えーと。
雨が降り続くと、なぜ東京の都心部が水没するのか、よく分かりません。
海に雨が溜まって海面上昇?
まぁね。
ポニョのような、ファンタジーですからね。
これが気になってしまったら、観客失格です。
カタルシスという意味では「君の名は。」には及ばないように思います。
細かいことですが。
廃ビルの屋上の小さな神社が、物語の重要な場所でありまして。
その鳥居の下に、ナスやキュウリで作った馬や牛が置いてありました。
あれ?
お盆は仏教の行事だよなぁ、なんて思いました。
これもまぁ、考えすぎですね。
お盆は、仏教以前からの日本古来の習俗と考えれば良いのでしょう。
そもそも、宗教や科学などを超越した現象を描いているのですから。
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