歩いてきました 栃木県足利市「渡良瀬橋」その2
森高千里さんの「渡良瀬橋」関連ポイントの続きです。
栃木県足利市、八雲神社わきの足利公園の駐車場にクルマを置いて。
小雨の中「床屋の角にぽつんとある公衆電話」まで歩いてみます。
県道40号線を北東に約500メートル。
途中はしゃれた造りの和風レストランがあったり。
立派な板塀の家の角に「下馬橋古趾」という史跡があったり。
平安時代に、ここに橋があって。
家綱が足利に戻ったのが、寛仁3年(1019年)。
藤原家綱がここで馬から下りて勅使を迎えたとのこと。
それにならい、治承3年(1179年)まで足利城主はここで下馬して勅使を迎えた。とのこと。
ははぁ。ちょうど1000年前ですか。
そもそも「古趾」も馴染みのない言葉です。
ネットの辞書では以下の通り。
古址・古趾 こし
意味
1.昔建物が建っていた跡。また、その土台石。
2.また、町などがあった跡。古跡。旧跡。
「址」と「趾」で、特に違いはないようです。
それはさておき。
雨の中、もう少し歩きます。
大きなマンションのある「通7丁目」交差点。
見えてきました、床屋さんと公衆電話ボックス。
信号を渡って、違う向きからもワンショット。
ボックスです。
電話機は緑色のテレホンカード対応のタイプですね。
床屋のご主人さんが、声をかけて下さいました。
失礼して待合室でお話。
おぉ、ありますねぇ。
森高千里さんのサインや、ファンの方からの頂き物などが飾ってあります。
大きなしゃもじは、広島県の厳島神社の縁起物。
若い女性とご主人のツーショットは、桜美香さんというタレントさん。
感想ノートもありました。
住所はもう全国各地、毎日のように何人か訪ねて来るようです。
へぇー、これは楽しいですねぇ。
床屋のご主人さんいわく。
嬉しいのは、この歌で渡良瀬川のイメージが、がらりと変わったことです。
あっ。そうか。
足尾鉱毒事件。
北関東の住民なら、そこに気が付かないと、いけませんでした。
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