見てきました!!! 映画「T-34 レジェンド・オブ・ウォー」その3
何度も繰り返しますが。
この映画「T-34 レジェンド・オブ・ウォー」は、見どころが明快。
その上、話を分かりやすくする工夫も沢山。
敵も味方も、複数の種類の戦車が登場します。
最初の戦闘は、T-34初期型とIII号戦車でしょうか。
白い塗装は、雪の中で目立たないための迷彩ですね。
そして、収容所の演習では、T-34は後期型。
主人公たちは、カバーをはがされた鹵獲戦車を見て驚きます。
「なんだこれは?T-34に似ているが・・・」
私なんぞ、T-34のバージョンなんて分かりません。
おそらく多くの観客も同じだろうと思います。
それでも、今のセリフで新型なのが分かります。
そしてドイツ軍も、ツィンメリット・コーティングの新型。
機能は知らなくても、車体全体がゴツゴツして、見るからに強そうでこわい。
他にも、分かり易い状況説明のセリフ。
逃亡時に、静かな町にさしかかる。
一時停止して状況確認。
「様子がおかしい。乳母車などが置き放しだ。」
石畳の道路の脇に、何やら置いてありました。
あれが大戦当時の欧州の乳母車なのでしょう。
私のような理解力不足の観客にも、状況がしっかり伝わります。
キリがないので、この辺で。
とにかく分かりやすく、大迫力で面白い。
リアリティたっぷりだけれど、重くなく後味すっきり。
戦車やガルパン好きでなくても、誰が見ても楽しめるでしょう。
もう少しだけ無駄話です。
分かりやすい分「どこかで見た気がする」シーンが多いです。
先の「バレットタイム」の多用は、「マトリックス」をはじめ、様々な映画が思い浮かびます。
草原の丘を超えて進むのは「サウンド・オブ・ミュージック」ですかね。
敵戦車が橋から落下するのは「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」など。
あっ。そうか。
そんな風に考えるのも、この映画の楽しみのうち、かも知れません。
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