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2019年12月11日 (水)

見てきました「世田谷文学館 小松左京展」その2

2019年12月7日(土)の続きです。

さて午後は、こちらです。
「日本沈没」(2006年版)トーク&上映会
 日時:2019年12月7日(土) 13:00~18:00
 出演:樋口真嗣(映画監督)、巽好幸(マグマ学者・神戸大学海洋底探査センター教授)
 定員:150名の完全前売制
 参加費:1000円
 会場:1階文学サロン

前売り券はローソンチケットのみ。
指定日時から発売開始という、公平な方法です。

これの前に、こんなイベントもありました。
 オープニング記念対談「小松左京とSF蜜月時代」
 日時:2019年10月13日(日) 17:00~18:00
 出演:筒井康隆(作家)、豊田有恒(作家)
こちらは油断していたら、一日で売り切れで入手できず。

今回の樋口真嗣+巽好幸は、発売日の午後にゲット出来ました。
発行番号から見て、翌日には売り切れたのではないかと思います。

当日の日程は、こうです。
 13:00~14:00 樋口真嗣、巽好幸対談
 14:00~14:30 樋口真嗣トークと秘蔵映像
       (会場準備)
 15:00~17:15 映画「日本沈没」(2006年版)上映

発行番号順の入場。謙虚な方が多いのか、最前列に座れました。
イベント中は撮影禁止ですので、開始前にワンショット。
20191207_05 20191207_06
始まると、お二人の「圧」がすごい。

巽好幸さん。
スキンヘッド、ピンクのボタンダウン、ジーンズ、クロックス。
ウィキペディアによると身長193㎝。
映画で「日本列島を科学的理論に基づき沈めたい」と言われて、
「そんなのありっこない」と答えたと。
結果として、時間軸以外は妥当な表現になったとか。
田所博士の役作りのため豊川悦司と会った際、鉱物をなめる話をした。
標本の表面を濡らすためだが、豊川悦司さんは味を見ると解釈したらしい。
映画ではそういう映像になっていると。

樋口真嗣さん。
 この「日本沈没」には思い入れがある。
 1973年版映画は、小学2年で見て大感激。見た回数が一番多い映画。
 映画を見てから読んだ原作が、初めて小説を読む体験とのこと。
小学2年は若すぎと思いました。
後でウィキペディアで確認すると1965年9月22日生まれ。計算は合います。
さすが、天才は早熟なんですね。

その後の「さよならジュピター」
 高校3年のときに撮影現場に入り浸っていた。
 おかげで受験勉強は全然しなかった。

監督した2006年版映画「日本沈没」
 撮影期間1年。主演が人気の二人で大人の事情。
 二人が上る地球深部探査船「ちきゅう」のやぐらは、実は高崎市役所の屋上。

企画だけで終わった1999年版映画「日本沈没」
 関わっていない、いいなぁと思った。

対談の後、樋口真嗣さん一人で30分。
 小松左京のお別れ会で流した映像を公開。
 小松左京さんが宇宙へ旅立つという想定。
 ロケットに小松左京さんの似顔絵はヤマザキマリ。
 代表作の抜粋朗読は松尾貴史。

今回の展示の椅子は、同じものを樋口真嗣さんも愛用とのこと。
 オカムラのコンテッサという商品、デザインはジウジアーロ。
 バブルの頃の商品で高いけれど、中古なら安いですよ。

良い企画展ですね。私も世田谷区民で良かった。

まだまだ話があるのですが。
疲れたので、これ位で。


おまけです。
オカムラのコンテッサ、同じに見える椅子がヤフオクに出ていました。
説明文によると、定価20万円ほど。
落札価格は、税込40,150円。
Okamura_201912
ちょっと欲しかったですが、、、
この椅子に座ったところで、私が大ベストセラーが書けるはずもありませんし(^^;

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