見てきました「世田谷文学館 小松左京展」その2
2019年12月7日(土)の続きです。
さて午後は、こちらです。
「日本沈没」(2006年版)トーク&上映会
日時:2019年12月7日(土) 13:00~18:00
出演:樋口真嗣(映画監督)、巽好幸(マグマ学者・神戸大学海洋底探査センター教授)
定員:150名の完全前売制
参加費:1000円
会場:1階文学サロン
前売り券はローソンチケットのみ。
指定日時から発売開始という、公平な方法です。
これの前に、こんなイベントもありました。
オープニング記念対談「小松左京とSF蜜月時代」
日時:2019年10月13日(日) 17:00~18:00
出演:筒井康隆(作家)、豊田有恒(作家)
こちらは油断していたら、一日で売り切れで入手できず。
今回の樋口真嗣+巽好幸は、発売日の午後にゲット出来ました。
発行番号から見て、翌日には売り切れたのではないかと思います。
当日の日程は、こうです。
13:00~14:00 樋口真嗣、巽好幸対談
14:00~14:30 樋口真嗣トークと秘蔵映像
(会場準備)
15:00~17:15 映画「日本沈没」(2006年版)上映
発行番号順の入場。謙虚な方が多いのか、最前列に座れました。
イベント中は撮影禁止ですので、開始前にワンショット。
始まると、お二人の「圧」がすごい。
巽好幸さん。
スキンヘッド、ピンクのボタンダウン、ジーンズ、クロックス。
ウィキペディアによると身長193㎝。
映画で「日本列島を科学的理論に基づき沈めたい」と言われて、
「そんなのありっこない」と答えたと。
結果として、時間軸以外は妥当な表現になったとか。
田所博士の役作りのため豊川悦司と会った際、鉱物をなめる話をした。
標本の表面を濡らすためだが、豊川悦司さんは味を見ると解釈したらしい。
映画ではそういう映像になっていると。
樋口真嗣さん。
この「日本沈没」には思い入れがある。
1973年版映画は、小学2年で見て大感激。見た回数が一番多い映画。
映画を見てから読んだ原作が、初めて小説を読む体験とのこと。
小学2年は若すぎと思いました。
後でウィキペディアで確認すると1965年9月22日生まれ。計算は合います。
さすが、天才は早熟なんですね。
その後の「さよならジュピター」。
高校3年のときに撮影現場に入り浸っていた。
おかげで受験勉強は全然しなかった。
監督した2006年版映画「日本沈没」 。
撮影期間1年。主演が人気の二人で大人の事情。
二人が上る地球深部探査船「ちきゅう」のやぐらは、実は高崎市役所の屋上。
企画だけで終わった1999年版映画「日本沈没」 。
関わっていない、いいなぁと思った。
対談の後、樋口真嗣さん一人で30分。
小松左京のお別れ会で流した映像を公開。
小松左京さんが宇宙へ旅立つという想定。
ロケットに小松左京さんの似顔絵はヤマザキマリ。
代表作の抜粋朗読は松尾貴史。
今回の展示の椅子は、同じものを樋口真嗣さんも愛用とのこと。
オカムラのコンテッサという商品、デザインはジウジアーロ。
バブルの頃の商品で高いけれど、中古なら安いですよ。
良い企画展ですね。私も世田谷区民で良かった。
まだまだ話があるのですが。
疲れたので、これ位で。
おまけです。
オカムラのコンテッサ、同じに見える椅子がヤフオクに出ていました。
説明文によると、定価20万円ほど。
落札価格は、税込40,150円。
ちょっと欲しかったですが、、、
この椅子に座ったところで、私が大ベストセラーが書けるはずもありませんし(^^;
| 固定リンク
「博物館展示会など」カテゴリの記事
- 埼玉県行田市「昭和天皇の行幸記念碑」(2024.10.09)
- 行ってきました「河口湖自動車博物館・飛行館」その3(2024.08.24)
- 行ってきました「河口湖自動車博物館・飛行館」その2(2024.08.23)
- 行ってきました「河口湖自動車博物館・飛行館」(2024.08.22)
コメント