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2020年1月19日 (日)

見てきました!!! 映画「スター・ウォーズ エピソード9 スカイウォーカーの夜明け」その2

映画「スター・ウォーズ エピソード9 スカイウォーカーの夜明け」を見てきました。
昨年12月21日公開の、シリーズ最終作です。
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今作は、40年にわたる「スター・ウォーズ」シリーズ全9作の完結編です。
この機会に、このシリーズについて、ちょっと書いてみます。
これまで何度も書き散らしたことと重複しますが。

私は、シリーズ全体の大ファンという程ではありません。
それでも、第一作をリアルタイムで見た世代ですので、それなりに思い出があります。

当時は今のような世界同時上映ではなく、日本公開は一年遅れでした。
1977年当時の日本での仮題は「宇宙大戦争」だったのを覚えています。
そして一年後の1978年に「スター・ウォーズ」として公開されました。

あれは本当にスゴかったです。
それまで見慣れた「東宝特撮映画」などとは次元の違う、大迫力映像。
そして、シンプルで爽快なストーリー。

別格として「2001年宇宙の旅」がありますけれど。
こちらは後半ひどく哲学的になってしまいますからね。

当時、ジョージ・ルーカスは「スター・ウォーズ シリーズは全9作」と話していました。
メインの三部作と、その前と後の時代の各三部作。
全作を通して登場するのは、R2-D2とC-3POだけだ、とも。

それが、いつの間にか「全6作」という話になって。
その後で、ディズニー資本でエピソード7から9までの制作が決定。
更には、スピンオフ映画まで。
個人的には、これらはことごとく不満足でした。

1から3は、アナキンがダース・ベーダーになるまでが描かれます。
人間関係が複雑で、隠隠滅滅の展開。
幼かったアナキンが成長しパドメと結ばれても「あぁ良かった」とは思えませんよね。
なにしろ、この後どうなるか先の先まで知っているのですから。

そして7と8では、ルークもレイアもすっかり老けてしまって。
まるで、久しぶりの同窓会でクラスのマドンナに会ったような、がっかり感。
ハン・ソロ=ハリソン・フォードは、他の映画でも見慣れているので違和感はありません。
けれど、先のお二人はその後ぜんぜん見かけませんでしたからね。
その上、ハン・ソロやルークが死んでしまうなんて。

悪役のカイロ・レン。
あまり怖くも強くもありません。
若くて弱気で癇癪持ちで迷いがあって。
シリーズが続くに連れ、恐ろしい大悪人に育つのでしょうか。
第一、いきなり素顔をさらす仮面の男って、どうなんでしょう。

スピンオフ「ローグ・ワン」も一応見ましたけれど。
ただもうアクションが派手なだけで、ストーリーはねぇ。

これらのことから、エピソード9は見る気はありませんでした。
ジジイはオリジナル三部作だけ懐かしんでいれば、沢山だと。


ところが、今回見てびっくり。
先に書いたように、大感激大満足です。
7も8も、この9に至る「つなぎ」と思えば、受け止め方も変わります。


そう言えば。シン・ゴジラです。
私は、この映画は失敗すると思っていました。
何しろ、庵野秀明と樋口真嗣、エヴァや平成ガメラなど名作の監督さんたちです。
しかしながら。
最近は、体調が不安定という噂があったり、あんなのでコケたり。
そうでなくても、強烈な個性のお二人ですからねぇ。
噛み合わなくて、ひどいことになるに決まっていると、思っていました。

ところが、見てびっくり。
ものすごく面白くて、映画館で二回見てしまいました。

この時と同様に、今回も自分の不明を恥じる結果になりました。
まぁ、良い方に外れたのですから、うれしい話です。


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