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2020年1月 8日 (水)

両国で落語・講談「第九回愚者の会」

2020年1月4日(土)です。
両国亭で開催される、恒例のアマチュア落語講談の会です。
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お江戸両国亭「第九回愚者の会」
・令和2年1月4日(土) 12:30開場・13:00開演・15:30頃終演
・入場無料

演目と出演者は、以下の通りです。
今回は女性やマジックもあり、お正月らしく楽しい会でした。

橘亭メロンぱん「火炎太鼓」
なんと出囃子はクイーン。
大学の落研の3回生だそうです。
女性ながら、身振り手振りの大熱演。
玉井亀鶴さんの講談の講釈台も、一人でよいしょっと運んでいました。

玉井亀鶴「細川の福の神」
細川ガラシャや細川元総理の世間話から入ります。
八王子の植木職人が細川家の松飾りを作り、縁起が良いと大枚のご祝儀。
それを元手に商売繁盛という、お正月にふさわしい目出度いお話です。

万年堂きさ馬「あくび次男」
有名な「あくび指南」ではないのですね。

アタチ稔「マジック」
落研の大先輩だそうです。酉年ということは70代半ばですか。
軽いマジックから、漫談を交えて、最後は長い風船を飲み込む。
さすがは大ベテラン。
すぐそばで見ると、やはり見ごたえがありますね。

有借亭圓さん「錦の袈裟」
お馴染みの与太郎が主人公のバレ噺、というほどでもありませんが。
町内の若い者が揃いの「錦のふんどし」で吉原に繰り込みます。
しっかりと楽しく見せて頂きました。

余談ですが。
「錦の袈裟」の与太郎さん。
ちゃんと奥さんがいるんです。
その上、皆で吉原に繰り込むのだと言うと、奥さんいわく。
「ダメだと言えば、やきもち焼きなんて言われちゃう、行ってきな」。
なんとも良い時代ですねぇ。

いつもタダで楽しんでいては申し訳ありません。
差し入れは、埼玉県の梅林堂のお菓子「やわらか」

私のお土産は、両国駅そばの薩摩芋専門店で「いきなり団子」
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冷凍でひとつ180円。
九州名物の、さつま芋の薄切りと小豆餡の入った大福です。
一昨年11月の熊本市の水前寺成趣園の入り口で食べたものです。
 2018年11月24日(土) 行ってきました「九州・熊本~黒川温泉」
大変楽しかった九州の思い出とともに、懐かしく美味しく頂きました。

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コメント

毎回、ご尽力有難うございます。

『福の神』は、上方の南鱗先生からの頂きものです。

上方の講談も、少しずつ自分の持ちネタに加えております。

独演会四半世紀の会、講釈場ごっこを始め、引き続き末永く贔屓に!

投稿: 亀鶴 | 2020年2月16日 (日) 19時44分

亀鶴さま、わざわざのコメントどうも有難うございます。
それぞれ個性の違う皆さまの会、毎回楽しく拝見しております。
お正月は、やはり目出度い明るい演目が良いですね。
次回はご挨拶をさせて頂きますので、

投稿: 缶コーヒー | 2020年2月16日 (日) 22時21分

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