聞いてきました「京極夏彦”あやしい”特別講演会」
2020年2月8日(土)の午後です。
「さいたま文学館」の講演会に行ってきました。
事前申し込みの抽選方式。
人気作家の京極夏彦さん、結構な倍率だったろうと思います。
京極夏彦さん。
例えば「水戸黄門」や「三蔵法師」は、人気テレビドラマで姿かたちが固定化しました。
水木しげる「ゲゲゲの鬼太郎」。なにやら恐ろしい妖怪に特定の姿を与えました、
柳田国男「遠野物語」。岩手県遠野地方の伝承を説話集として世に出しました。
同様に、京極夏彦さん。
古文書のような「怪異譚」を、ミステリー小説として蘇らせた方だと思います。
クラシカルな味のある文体ながら、するすると読みやすいのも良いですね。
さて会場です。
約1000席が、しっかり満席。
おしゃれ和服のお姉さんとか、直前まで文庫本に読みふける方とか。
さあ京極夏彦さん登場です。
和服に指切手袋という、ユニークなスタイル。
小説や見た目通りに、聞きやすく歯切れのよい語り口。
テーマは「あやしい」。
講演依頼は多いが、本来の「小説」を語る依頼は全然ない、と笑わせてくれます。
「妖怪」という言葉が今のような意味 、、、
一反木綿や砂かけばばあとか、友だちとか、鬼滅のなんとかとか。
そのような使われ方になったのは、ここ50年ほど。
古い文章を読むときなどは、注意が必要。
依頼されたテーマ「あやしい」に似た言葉で「疑わしい」がある。
「疑わしい」は、客観的な状況に基づく。
「あやしい」は、主観。根拠は自分の心の中にある。
シロでもクロでもない、中間の状況。これが「妖怪」。
何かを「あやしい」と感じたら、まず自分をあやしんでみよう。
色々と面白い話が聞けましたが、これ位にしておきます。
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