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2020年4月21日 (火)

読了!!! 原田マハ「キネマの神様」その2

この小説に登場する映画を、幾つか具体的に挙げてみます。
私の考えと同じで、大いに納得した部分をいくつか。

「時をかける少女」
小説の読者の頭の中の映像は自分が体験したものに即しているから、
「時をかける少女」のようなファンタジーは、実写ふうなアニメーションがふさわしい。
読者の頭の中で結びきれなかった像をリアルに、しかも夢を壊さずに映し出せるのが
アニメーションの最大の利点である。
 ↓
2016年7月25日(月) 人生に、文学を。
文学は、人の心の動きを表現するのに、比較的適した手法だと思います。
その一方で、視覚に訴えることがない分、想像力は本人の体験知見の延長線の範囲に留まる。
そんな制限もあるかと思います。
様々な表現手法の中で、それぞれの特性を生かした作品を作るという、当たり前の話です。

「ニュー・シネマ・パラダイス」
この世に映画がある限り、人々は映画館へ出かけていくだろう。
家族と、友人と、恋人と……ひとり涙したいときには、ひとりぼっちで。
 ↓
2016年11月18日(金) 見てきました!!! 映画「この世界の片隅に」
ぜひ見てきてよ、ただし一人でね。

「ローマの休日」
ヘプバーンというのは女優である以前に、女性としてそれはそれは魅力的な人なんだろう。
そうでなくちゃこんなふうに愛らしい王女を演じられるわけがない。
 ↓
2017年8月14日(月) 見てきました!!! 映画「ローマの休日」
この映画の良さは、もう語り尽くされているでしょう。
どこをとっても名シーン。
良かったシーンを挙げて行けば、ストーリー全部の紹介になってしまいます。

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