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2020年4月22日 (水)

読了!!! 原田マハ「キネマの神様」その3

映画館に対する思い入れも、たっぷり語られます。

「ニュー・シネマ・パラダイス」
劇場を埋め尽くした村の人々が、笑ったり、泣いたり、怒ったり、恋をしたり。
「映画」という世界を共有する濃厚な時間、観客のあいだに不思議な連帯感が生まれるのがわかる。
映画館とは、そういう場所なのではないか。

作中でこの映画を上映する名画座は、市ヶ谷にある「テアトル銀幕」です。
 イタリアの感動名画 豪華二本立て
 ニュー・シネマ・パラダイス/ライフ・イズ・ビューティフル

この映画館は架空のようですが、モデルは市ヶ谷の隣の飯田橋「ギンレイホール」でしょう。
あぁ。
そこなら、私も良く知っています。
私の高校からすぐ近く。40年以上前に良く通いました。
土曜日の半日授業の後、大混雑の「砂の器」を立ち見したり。
文化祭の翌日、自主的に休みにして朝から「ダーティーハリー」を見たり。
受付のお姉さんが、にやりと笑ってチケットを渡してくれましたっけ。

最後に入ったのは、いつだか忘れてしまいました。
前を通ったのが、2年前のこの日でした。

2018年1月26日 (金) 見てきました「東京理科大学 近代科学資料館」
Ginrei_201801_1 Ginrei_201801_2
名画座ギンレイホール
上映作品は、セールスマン/ELLE
次回公開が、ベイビー・ドライバー/パターソン
入場料は、一般1,500円、学生1,200円、シニア1,000円

パターソンは別の劇場で見ましたっけ。
壁面には、こうあります。
 麻雀リーチくん 2F
 ギンレイホール 1F
 くらら劇場 BF
「くらら劇場」は成人映画専門ですが、閉館したはずです。

あー、たまりません。
名画座で映画が見たくなりますねぇ。

新型コロナウイルスの緊急事態宣言で、全国の映画館はどこもお休み。
こうなると、余計にスクリーンが恋しくなります。

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