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2020年6月26日 (金)

お楽しみ!! ライトノベル「キネマ探偵カレイドミステリー」その2

というわけで。「キネマ探偵カレイドミステリー」
Kinema_202006
面白く読み進めてはいるのですが。
どうも気になるところもあります。

物語は、助手役の大学生の一人称形式。
ライトノベルにありがちな、会話文主体で話が進みます。

第一作の最後に、助手役は探偵役に向かってひどい嘘をつきます。
探偵役の家の前で血まみれで倒れ、携帯電話で助けを求める。
実はそれは、ひきこもりの彼を家から出すための大嘘。

おいおい。
いくら何でも非常識すぎでしょう。

その後、探偵役の口から、引きこもりになった理由が語られます。
「家族が猟奇殺人の被害者になったのだ」と言うのです。

私は、これはもう「嘘には嘘のお返し」だと思って読み進めました。
助手役は話を信じているようですが、あくまで話だけですからね。
これは、ミステリーでは良くあるパターンです。

ですがその後、それは事実として話が進むのですが。
読者に疑問を持たせるような展開自体が、ちょっとね。

展開上の疑問点は他にもありますが、やめておきます。
それよりも、問題は文章なんですよ。

くどい話なので、次回にします。


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