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2020年10月24日 (土)

DVDでチェック 映画「ビブリア古書堂の事件手帖」の古書

もう二年前ですが。
映画「ビブリア古書堂の事件手帖」というのがありました。
原作小説は大変面白いのですが、映画の方は、ちょっと、ねぇ。

例えば2011年のワイルド7もそうでしたっけ。
お話はアレでも、ディティールには凝っているといった映画が結構あります。

この作品もそうでした。古書店の様子が凝っていて、大変面白かったです。

2018年11月11日(日) 見てきました!映画「ビブリア古書堂の事件手帖」その3
 その「人造人間」の背景には、永島慎二「漫画家残酷物語」。私も持ってます。
 ビブリアの店内にも、いろいろ出てきます。
 フランソワーズ サガン「悲しみよこんにちは」。私も若い頃に読みました。
 変な犬が出てくる、木村泰子の絵本「だいじなものがない」。ウチにもありました。
 その他「銀河鉄道の夜」「ぐりとぐら」。今でもウチにあります。
 こう書いていくと、もう一回見たくなってきます。
 ブルーレイのレンタルを待ちましょう。
 映像を静止させながら見れば、もっと色々気が付けそうです(^^)

遅ればせながら、値ごなれした中古DVDをヤフオクで入手。
ストーリーは置いておいて、古書だけをチェックしてみました。

栞子さんが子どもたちに絵本を読み聞かせ。
読んでいるのは、宮沢賢治「銀河鉄道の夜」
棚には、福音館の絵本「そらいろのたね」
おっと。「ぐりとぐら」ではなかったですね。
同じ福音館で絵も同じ大村百合子さん、間違えました。
Biblia_dvd_1

永島慎二「漫画家残酷物語」これも違いました。
永島慎二「フーテン 上巻」でした。
出版社は、雑誌「ガロ」を出していた「青林堂」
篠原とおる「ミステリィで今日は」
更に「劇画」という名称を提唱したという、辰巳ヨシヒロの名前も見えます。
いずれも貸本時代から活躍した漫画家さん。
Biblia_dvd_2

常連さんらしい中年女性が、高い棚の詩や小説を物色。
フランソワーズ サガン「悲しみよこんにちは」「志賀直哉全集17」
これらは記憶通り、というほどでもなく、タイトルそのまま映っています。
それよりも、ガラスのコップを持ちながら商品の本を見るのは、ダメでしょう。
栞子さんなら、許すはずはないと思いますが。
Biblia_dvd_3

栞子さんの後ろの棚には、教育学、材料力学、テレビサービスハンドブックなど。
自然科学や技術系の本も、それなりに並んでいるのですね。
いかにも街なかの小さな古本屋さんらしくて、嬉しくなります。
Biblia_dvd_4

他にも、赤い背表紙の文庫本が積んであったり。
見覚えのある古い文学全集があったり。
具体的なタイトルが見たいですが、残念ながら、ピントがそちらに行きません。
DVDでなくブルーレイで見ても、判別は出来ないでしょう。
Biblia_dvd_5

キリがないので、このへんで。

昔はね。
ちょっとした街には、こんな感じの古本屋さんが結構ありましたが。
今ではもう、ほとんど絶滅しています。

北鎌倉駅のホームから見える、小さな古書店。
行ってみたくなります。

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