見てきました!! 映画「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」その2
私もジジイになり、世の中に付いて行けないと思うことも、しばしば。
どうやら、この「鬼滅の刃」も、その一つのようです。
原作は、一応読みました。
テレビアニメも、半分くらいは見ました。
先日、映画も見てきました。
家族を惨殺され、一人残された妹を救うために剣士になった主人公。
個性的な仲間たち。あっと驚くような恐ろしい鬼。
敵対する鬼も元は人間。死の間際に人の心を取り戻す。
正直なところ、私には、さほど面白く感じません。
つまらなくはないですが、二度三度と読み返すほどではありません。
社会現象とさえ言われ、子どもから大人まで空前の大ブームなのに。
これはやはり、私の方がアレなのでしょうか。
ウィキペディアで、デビューまでの経緯を知りました。
2013年の第70回「JUMPトレジャー新人漫画賞」佳作の「過狩り狩り」。
ネット上で、無料公開中。
こちらも読んでみました。
時は大正時代。西洋の吸血鬼と戦う剣士。
絵柄は、つげ義春や水木しげるのよう。
あぁ、なるほど。
ここから3年がかりで、ジャンプの王道漫画に仕立てていったのですか。
主人公は、心優しい少年と妹にしよう。
キャラクターは、ひと目で区別がつくように。
敵はこうで、味方の組織は・・・
私の好きな「重版出来のピーヴ遷移」の苦労話が思い起こされます。
あるいは「墓場の鬼太郎」が「ゲゲゲの鬼太郎」になったような。
そう言えば。
鬼が最後に人の心を取り戻す。
これは、映画「仮面ライダー THE FIRST」のラストシーンみたい。
女好きの我妻善逸「禰豆子ちゃんは俺が守る」。
まるで「ワンピースのサンジ」のよう。
炎柱・煉獄杏寿郎と戦う猗窩座「お前も鬼にならないか?」。
最近作ですが「ワンパンマンの怪人細胞」みたい。
うーん。
新しいものを、自分の理解できる「古いモノサシ」に当て嵌めて評価する。
これはもう、我ながら「老害」そのもの。
ぐだぐだ戯言は、これくらいにしましょう。
分からなければ、静かにしていましょう。
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