見てきました!!! 映画「ガメラ2 レギオン襲来 DolbyCinema版」その4
映画全体に「深み」を与える、緊迫した状況下での短いギャグシーン。
ですが、わずか1秒足らずで、なかなか伝わりにくい。
このようなシーンは、漫画には良く出てきますよね。
たとば「スラムダンク」の18巻。
赤木は試合中に雑念にとらわれ、実力が発揮出来ない。
そこに桜木がいきなりのヘッドバット!
ゴン!
「このくらいしないと、人間じゃないんだから」
「目ェ覚めただろうゴリ?」
「頭文字D」の17巻。
高校卒業を控え、拓海はなつきに自分の気持ちを伝える。
「暗くなってから・・見せたいモノ?」
「イヤーン」
「拓海くんてば 意外にダイタン」
「それ・・ちがうと思うよ」
実写映画の中で、渡良瀬二佐が変顔してボケをかます、、、
そんなことは出来ません。
一瞬でその場の雰囲気を切り替えて、時間の流れも自在にコントロール。
漫画ならでは、の表現方法ですね。
シリアスな展開の中での、一瞬のギャグや、キャラクターの変化。
結構昔からあるなーと思います。
1967年の「いなかっぺ大将」。
第一話の、星飛雄馬のようなシリアス顔との対比。
1969年の「ワイルド7」。
第一巻の最終ページ。
このページだけで、ギャグ漫画として成立しています。
きりがないので、本当にこれで終わりにしましょう。