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2021年2月10日 (水)

埼玉県道296号線を東松山から寄居まで その3

2021年2月7日(日)の続きです。

県道296号線を下ります。
標識が出ています。
 埼玉県指定史跡 四ツ山(高見)城跡
T字路の角には石柱もあります。
 四津山神社入口
更に、石燈篭のようなもの。
 御神米 イセヒカリ栽培の地
へぇー。
ネットで調べると、このお米を使った地酒があるようです。
20210207_10

田舎道を進みます。
真冬なのに水が張ってる田んぼ。
へぇー。
蓮のようです。レンコンでしょうか。
茨城県では結構見ますが、埼玉では見たことがありません。
20210207_11

ほどなく四津山神社入口に到着です。
駐車場は新しい砂利で整備されています。
20210207_12

VTRを置いて、参道を歩いて登りましょう。
少し先の鳥居の手前には「屯社 四津山神社」とあります。
20210207_13
へぇー。
「屯社」という表現は、初めて見ました。
ネットで検索してもヒットしません。
漢字の「屯」自体、普段見かけるのは「駐屯地」くらいでしょうか。
北海道の「屯田兵」という言葉もありました。
関東ローカルの和風ファミリーレストラン「とんでん」の由来。
とにかく「ムラ」という意味なのでしょう。
後述の「記念碑」によりますと、明治時代に複数地区の神社を合祀して改称したそうです。
行政区の「村」ではないので「屯」にしたのでしょうか。

その先には「四津山神社再建記念碑」
まだ新しいのに、何とも味わいのある名文ですねぇ。
全文転記したいですが、長いのでやめておきます。
20210207_14
締めはこうです。
維時平成九丁丑年十一月吉日
 四津山神社建設委員会撰文
 松坡 渡邊康夫謹書
またまた、初めて見る言葉「維時」
ネットで検索しても、個人名以外ほとんどヒットしません。
辞書サイトでも、だめです。
やっと一件「ふりがな文庫」というサイトがありました。
https://furigana.info/
読み方は「これとき」ですって。
例文が出ています。
 該地に滞留すること八日維時、その月二十八日夜・・・
 四人男出立を定め維時明治廿三年四月の廿六日に・・・
そもそも、漢字の「維」の意味も良く分かりません。
単に「まさにこの時」という程度の意味なのでしょうか?

日付に「丁丑」とあります。
これは簡単。十干十二支「ひのとうし」ですね。

謹書の前の「松坡」も分かりません。
韓国のソウルオリンピックの中心地が「松坡区」だそうですが。
渡邊康夫さんが、韓国にお住まいなのでしょうか?

名字の「渡邊」も難しい字です。
大手出版社、興都館の週刊バイブス編集部の五百旗頭さん、
「自ウル方二点」と覚えたそうですよ。

先を急ぎましょう。
急坂の参道を上ると少し広い場所に出ます。
不動明王像と、ここにも大黒天の甲子塔
20210207_15

最後に石段です。大体130段くらいでした。
20210207_16

やっと頂上です。標高197m
なるほど、平成九年に作られた社殿があります。
ハイキングの二人組や、小型アンテナを立てたアマチュア無線の方がいました。
木が伸びていますが、遠くまで見渡せて良い気持ち。
20210207_17

記念碑で時間がかかり、急坂の参道でへとへとです。
続きは後ほど。

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