読み進めています「吉川英治の三国志」
というわけで。
吉川英治の三国志、Kindle版を0円で購入。
ただいま、第三巻「群星の巻」に入っています。
第二巻「桃園の巻」で、劉備・関羽・張飛が義兄弟の誓いを結び。
第三巻「群星の巻」で、曹操は菫卓の暗殺に失敗して、故郷に帰り兵を挙げる。
戦時中に新聞連載された「大衆小説」です。
登場人物の性格や状況設定など、分かりやすく読みやすくて面白い。
万単位の軍勢での戦いが描かれます。「白髪三千丈」みたいなものですね。
例えば、司馬遼太郎の小説が「大学の歴史学の講義」のような味わいとすれば。
こちらは「昔の上野本牧亭で、座布団に胡坐で聞く講談」のような、気易い楽しさがあります。
このシリーズは、全12巻。
新聞連載期間が1939年から1943年の4年間。
先の講談社「一冊合本版」で、全3482ページという、長編です。
ゆーっくりと、楽しむことにしましょう。
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