見てきました! 映画「ガメラ3 邪神<イリス>覚醒」その2
脚本と言いますかストーリーのアレっぷりは、まだまだあります。
例えば、こんなシーン。
奈良の山奥で成体になったイリス。
自衛隊の先遣隊が出動しイリスを監視。
動き出したイリスに、あろうことか、小銃や機関銃で攻撃開始。
隊員の運命は、言うまでもないですよね。
ギャオスやレギオンとの戦闘の知識もあるはずなのに、なんと無謀な・・・
少女のいる京都に向かい飛行するイリス。
自衛隊の攻撃目標は、イリスではなくガメラ。
イリスを追うガメラに、ミサイル「ペトリオット」が命中。
速度を落として降下するガメラ。
自衛隊では「パトリオット」ではなく「ペトリオット」と呼ぶのですね。
ガメラを敵とみなす、第一作同様の展開です。
ウィキペディアでは「そのためにイリスの京都侵入を許すことになる」とあります。
ですが、この攻撃がなければ阻止できた、というようには見えません。
また、ガメラのダメージの程度も分かりません。
速度低下だけで、無傷に見えてしまいます。
このあたり、ひと工夫欲しいですねぇ。
例えば、こんな感じでどうでしょうか。
奈良の山奥で成体になったイリス。
自衛隊の先遣隊が出動しイリスを監視。
近くでキャンプをしている若者たちが襲われそうになり、やむを得ず攻撃開始。
「隊長、我々の装備であいつを攻撃するのは無謀です!」
「やれるだけのことはやろう、今は民間人を守ることが最優先だ」
少女のいる京都に向かい飛行するイリス。
猛追するガメラはプラズマ火球でイリスを攻撃。
空中戦の武器のないイリスは、やられるがまま。
ガメラがとどめを刺そうとした瞬間、ガメラに「ペトリオット」が命中。
ガメラは真っ逆さまに墜落。
イリスは危機を脱し、京都に向かう。
ストーリーというより、見せ方・演出の問題ですかね。
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