「デジタル庁」に違和感
首相官邸サイトから転記します。
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/tokushu/digital.html
デジタル改革
デジタル化を実現し、ポストコロナの新しい社会をつくります。
・デジタル庁創設
・行政のデジタル化
・規制改革
・公務員のデジタル職採用
・マイナンバーカード
・教育のデジタル化
・テレワーク
・携帯電話の料金の引下げ
言うまでもないですが「デジタル」という言葉の意味は、本来これだけですよね。
丸い文字盤に短針長針で表すアナログ時計。
「今は大体三時半過ぎ」
時刻を分や秒で区切って数字で表すデジタル時計。
「今は15:32:35」
これを「デジタル→コンピュータ処理→高度情報化」と拡大解釈しているのでしょう。
まぁねぇ。
これまでも「システム化」とか「IT化」などの例がありますが。
いずれにしても、目的ではなく手段をもって方針や組織名とする。この違和感はぬぐえません。
例え話が難しいのですが。
昭和の高度経済成長期で考えれば、、、
高速道路から村道私道に至るまで道路交通網を整備する「アスファルト庁」
全国に電灯線や電話の普及を推進する「電柱庁」
こんな感じでしょうか。
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