« 見てきました! 映画「ガメラ3 邪神<イリス>覚醒」その2 | トップページ | VTRにペリカン風ケース取り付け »

2021年5月26日 (水)

見てきました! 映画「ガメラ3 邪神<イリス>覚醒」その3

脚本と言いますかストーリーと言いますか、見せ方のアレっぷり。
イリスに関わる「封印の剣?」について。

イリスは元々、少女の住む村の洞窟に封印された、大昔の怪物です。
洞窟の中には、怪物の「卵?」と共に、怪物を封印した「剣?」も祀られています。
石で作られたような灰色の短剣です。
村には、それらに誰も手を触れぬよう、代々洞窟を守ってきた家があって・・・

と言うわけで。
この「剣」は、イリスの出現とセットになる、大変重要な要素だと思うのですが。
二度ある登場シーンで、どのように役立ったのか、まるで伝わってきません。

シーンその1。
少女は卵から孵化した怪物をイリスと名付け、面倒を見る。
成長した怪物は、少女を体内に取り込もうとする。
そこに、封印を守る一家の少年が登場。
小さな社から剣を取り出し、少女を覆っていた膜をびりびりと引き裂く。

シーンその2。
巨大化したイリスは、京都駅で再度少女を取り込もうとする。
少年は、イリスに向けて剣を投げつける。
特に何が起ることもなく、イリスに当たって剣はポトリと落ちる。
少女の頬に血が一筋。剣が彼女の頬をかすめたらしい。
それをきっかけに、少女は正気を取り戻す。

これではねぇ。
別に特別な剣なんていりません。
カッターナイフや石ころで充分という感じ。
少年と剣に、しっかり見せ場を作ってあげれば良いのに。
例えば、こんな感じ。

シーンその1。
少年は、洞窟で怪物に取り込まれた少女を発見。
少女を覆う膜を破ろうとするが、素手や尖った石くらいでは、全く歯が立たない。
触れることが禁じられている小さな社を開けると、古い剣が。
この剣で切りつけると、あれほど手強かったイリスの膜を切り裂くことが出来た。
草薙浅黄さんの勾玉のように、剣が中から光ったりしても良いかも。

シーンその2。
京都駅で、イリスは再度少女を取り込もうとしている。
少年がイリスに向けて剣を投げつけると、彼女に繋がる触手が切断される。
それをきっかけに、少女は正気を取り戻す。
投げた剣は、砕けるか輝くかすれば、なお良いでしょう。

こうなると、イリスも怒りますね。
二度にわたり少女との融合を妨害した少年に、イリスの触手が迫る。
ガメラが少年をかばい、少年は救われるが、ガメラは片手を刺し貫かれてしまう・・・

私の「ガメラ3 邪神<イリス>覚醒 脳内変換版」
出来上がった映画を見て、あれこれ言うだけなら誰でも出来ますね。
それにしても、変換したいシーンの多いこと。

それでも、全体としては、、、ねぇ。

|

« 見てきました! 映画「ガメラ3 邪神<イリス>覚醒」その2 | トップページ | VTRにペリカン風ケース取り付け »

映画など」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 見てきました! 映画「ガメラ3 邪神<イリス>覚醒」その2 | トップページ | VTRにペリカン風ケース取り付け »