« 新型コロナウイルス四度目の「緊急事態宣言」範囲拡大 | トップページ | 出番です「サンコー ネッククーラーNeo」 »

2021年8月 3日 (火)

見てきました!!! 映画「2001年宇宙の旅」

またもや「午前十時の映画祭11」。
先日の「シャイニング」から「2001年宇宙の旅」
監督スタンリー・キューブリック繋がりです。
Gozen10_202106_2

日本での初公開は1968年4月。この頃私はまだ小学生で見ていません。
私が見たのは、1978年の再ロードショーの時です。
日比谷の映画街、記憶が曖昧ですが、テアトル東京か有楽座あたり。
とにかく、定員1000人クラスの映画館です。
巨大スクリーンで見る、素晴らしくリアルな「宇宙の旅」。
 骨組みにユニットを組み合わせた宇宙船。
 優美なスタイルの地球と宇宙ステーションの往還機には、パンナムのロゴ。
 ドーナツ形で遠心力で重力を発生させる宇宙ステーション。
 木星探査宇宙船での、コンピューターの反乱。

その後の不思議な光景や、モノリスの謎は脇に置いていて。
未来の宇宙旅行の疑似体験のような気分で、大いに楽しみました。
私の印象は、先日の「イージー・ライダー」に近いものでした。
旅する場所と道具が違うだけ、ということですね。
Ezr_202106_1

ところが。

今回「シャイニング」の後で見ますとね。
Shi_202107_2

ぜんぜん違って見えることに、我ながらびっくりでした。
 オープニングから、真っ暗な画面に不安感を募らせるような音楽。
 序盤の、乗客たった一人のパンナムの往還機。

 これ以上なく孤独で恐ろしい、宇宙船でのコンピューターの反乱。

もう、月に向かうあたりからアヤしく思えてきます。
商用運行なのに、乗客がたった一人なんて、おかしいでしょう。
すでにこの辺から、モノリスの謎のナニモノかの仕業なのか・・・

それだけ「シャイニング」のインパクトがすごいという事でしょう。
で、ラストです。
 主人公は、突然謎の白い部屋に一人。
 ベッドの老人の姿から、宇宙に浮かび地球を見つめる胎児へ。

まぁ、、、宇宙の果ての謎のナニモノかの仕業ということで。
まぁ、、、輪廻転生の表現ということだとすれば。
先日の「シャイニング」のラストシーン。
主人公が過去の写真に写っている「謎」の解釈も、変わってくるように思います。

|

« 新型コロナウイルス四度目の「緊急事態宣言」範囲拡大 | トップページ | 出番です「サンコー ネッククーラーNeo」 »

映画など」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 新型コロナウイルス四度目の「緊急事態宣言」範囲拡大 | トップページ | 出番です「サンコー ネッククーラーNeo」 »