歩いてきました「菅谷館跡」
2021年8月29日(日)の続きです。
「埼玉県立嵐山史跡の博物館」のすぐ裏の「菅谷館跡(すがや・やかたあと)」を少し歩いてきました。
鎌倉時代の武蔵武士「畠山重忠」が居住した所と言われる場所です。
その後の整備拡張を受けて、現在の遺構は戦国時代の城郭の姿を示しているそうです。
何やらスマホをいじっている方々。
ポケモンGOのような位置情報ゲームでもしているようでした。
季節柄草ぼうぼうですが、良く整備されていて、土塁や空堀が良く分かります。
本郭には、大木が二列並んでいます。
その奥に石碑がありました。
秩嶺蒼く槻川注く先賢之風山高木長
秩父の山が青く槻川が流れていて、賢い先人の風が、、、
なんだか、よく分かりませんねぇ。
裏にはこのような文字が。
昭和廿一年新嘗祭之朝
建于日本農士学校神社位
二行目の二文字目「于」は、物干しざおや干ばつの「干」とは、別の字です。
ネットの辞書では、こんな意味です。
①ここに。語調をととのえる語。
②…に。…において。…より。場所・比較を表す。
文中の「日本農士学校」を確認。
安岡正篤が創立した私学ですか。
あぁ。
すぐそばに「公益財団法人 郷学研修所・安岡正篤記念館」というのがあります。
https://www.noushi-kyogaku.com/
後日、そちらもチェック、、、と思ったら。
今年の4月から1年間、休館だそうです。
ふらふら歩いていると。
アザミの花に茶色い蝶。
去年の9月に小鹿野町両神のダリア園で見たイチモンジセセリですかね。
ウィキペディアで確認。
良く似たチャバネセセリかも知れませんが、良く分かりません。
小高い丘の上に「畠山重忠」の像。
博物館のサイトに詳しい解説がありました。
昭和4年(1929年)に造られ、竹筋コンクリート製とのこと。
「鉄筋」ならぬ「竹筋」ですか。
これについても、ウィキペディアに記載がありました。
碑文があります。
「重忠公冠題百字碑文」とあります。
こちらも、博物館のサイトに詳しい解説。
その手前に、もうひとつ石碑があります。
「畠山重忠」について書かれているようですが、博物館のサイトでは触れられていません。
なぜか、文末の「昭和四十八年八月」の後の文字が削られています。
うーん。
この館跡が国指定史跡となったのが、昭和48年5月だそうです。
直後にこの石碑が建立されて、、、
その後、名前を削り取るような、何かの事件があったのでしょうか。
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