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2022年1月21日 (金)

見てきました!! 映画「サンダーバード55/GOGO」

前置きが長くなりました。
やっと映画を見てきました。
概要について、映画comから引用です。
失礼して画像も拝借。
樋口真嗣(「新世紀エヴァンゲリオン」「シン・ウルトラマン」など)以前より「サンダーバード」愛を公言しているひとり。
今回、日本で公開となる「サンダーバード55 GOGO」は、「サンダーバード50周年記念エピソード」としてイギリス本国でオリジナルの撮影手法を完全再現して制作された新作3話を、樋口が構成を担当してエピソードはそのままに日本独自のイントロダクション、各話間、カーテンコールを制作し、1本の劇場版作品としたものである。
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あらすじなどは、ウィキペディアから引用です。
本作の原作となったのは、1960年代に発売された音声ドラマのレコード盤であった。
50周年記念エピソードあらすじ
サンダーバード登場
国際救助隊の創設にあたり、ジェフはペネロープをトレイシー島に招き、サンダーバード1–5号や家族を紹介するとともに島の案内を行う。
雪男の恐怖
世界各地でウラン工場の破壊工作が相次いでいた。
その頃ヒマラヤでは雪男に襲われる人が増え救難信号をサンダーバード5号もキャッチしていた。
そこでジェフはデリーにいたペネロープに調査を頼む。

大豪邸、襲撃
イギリスの大豪邸で宝石が盗まれ爆破される事件が相次いでいた。
ジェフはペネロープを心配するも、彼女は出来ることがないと普段どおりの生活をするが、すでに強盗団の盗聴器がクレイトン=ワード邸に据えられていた。


劇場上映は、2022年1月7日(金)から始まりました。
料金は、1,900円(税込)均一で各種割引は適用外。

樋口真嗣監督制作という日本独自の映像と、新作3話。
順を追ってご報告します。

まずは冒頭の独自映像イントロダクション
今回の映画のメイキング映像です。
オリジナルの映像から、カメラ画角を元にセットの構成を推定して再現する様子とか。
サンダーバード2号を人が抱えて動かし、着陸シーンをシミュレートするとか。
なるほどねぇ。

さて新作1本目「サンダーバード登場」です。
お馴染みのイントロ「ファイブ、フォー、、、」からスタート。
オリジナル通り、画面アスペクト比は4:3、音声もモノラル。
オリジナルとの違和感の全くない、すごい再現画像にびっくり。
タイトル表示は、英語と日本語が併記されています。
日本語の書体も当時風で、良いですねー。
セリフは、ちょっと気になる部分がありました。
ペネロープのロールスロイスを「FAB1=ファブワン」と呼んでいました。
いやー、当時はそんな呼び方はしていないでしょう。
プラモデルなどの商品名は「ペネロープ号」でしたが、番組内には出てこないと思います。
そもそも、クルマの名前を言うシーンがあったかどうか、私は記憶にありません。
それから、ジェフがペネロープを「ペニー」と呼んでいました。
これも私は記憶にありません。
ストーリーは、ペネロープに本部を紹介するだけです。
サンダーバード3号の発進を見せたりするだけで、特に事件はありません。

続いて、独自映像その1です。
いきなり「謎の円盤UFO」の曲。
それに被せてナレーション。
「2026年、人類はすでに国際救助隊サンダーバードを結成していた」
「サンダーバードの本部は南海の孤島に秘密裏に作られ、沈着冷静なジェフ・トレーシー隊長のもと・・・」
おぉ~素晴らしい。
「謎の円盤UFO」のオープニングを、そのままサンダーバードにアレンジ。
サンダーバード5号が映り、ペネロープ号が走り、2026の文字が映り、、、
ゴルフボールのような「セレクトリック タイプライター」まで再現されています。
ナレーションの声はもしかして、、、と思ったら。
エンドロールにちゃんと「矢島正明」のお名前が。
ウィキペディアで確認。1932年4月17日生まれで、現在89歳!
これはもう、たまりませんねぇ。

新作2本目「雪男の恐怖」について。
この人形劇の弱点は、一度に多人数が登場できない事かと思います。
例えば、大事故が起きても被害者はせいぜい2~3人に留まります。
この話では、捕らえられ鉱山で働かされている人々が、同時に4~5人映りました。
ちょっと珍しいシーンかも知れません。
大型メカなどは登場せず、オスプレイのような輸送機と、サンダーバード1号2号程度。
フッドを銃で倒しますが「死んではいない、気絶させただけ」といった会話が入ります。

独自映像その2です。
サンダーバードのメカが続々登場!!!
お馴染みの大型メカだけでなく、風圧クッション車などの小型機まで出てきました。
4:3の画面の両脇に、メカの名前などが縦書きで大きく表示されます。
書体は、新世紀エヴァンゲリオンの極太明朝体のように見えました。
映像に重ねたりしないのが、さすが分かっているという感じ。

新作3本目「大豪邸、襲撃」について。
派手な映像が出てきました。イギリスの豪邸が泥棒に爆破されます。
これも珍しいかも。ペネロープ邸で、メイドさんなど数人の使用人が倒れている様子が出てきます。
メカは、ワルモノの乗るヘリコプター程度。
テムズ川に架かるタワーブリッジ付近でサンダーバード4号登場。
「ロンドン橋落ちた」のメロディが出てきますが、こちらでしょうね。
ワルモノのヘリコプターを、ペネロープとパーカーがロールスロイスで追跡。
ここでのセリフが、ちょっと気になります。
パーカーは「機関砲で撃ち落としますか」とペネロープに聞きます。
公式サイトでは、ペネロープ号の装備は「機関銃」となっています。
ちなみに、銃と砲の違いは、ウィキペディアによりますと、
アメリカ軍・イギリス軍・ドイツ連邦軍・自衛隊
口径20mm未満は機関銃(Machine Gun)、20mm以上が機関砲 (Autocannon, Canon, Kanone)
うーん。
これも、クルマと同じで、オリジナルで機関銃とか機関砲などと言っているシーンは記憶にありません。
映像に比べ、日本語版はオリジナルへの準拠の度合いが低いようですねぇ。

そして日本語版のエンディングで、終わりです。

その後、おまけ画像「ネビュラ75」。
サンダーバード以前の、スティングレイやスーパーカーのレベルでしょうか。

長くなりました。
感想などは、後ほど。

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