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2022年2月16日 (水)

見てきました「世田谷文学館 谷口ジロー展」

こんな展示会を見てきました。

描くひと 谷口ジロー展
・期間:2021年10月16日(土)~2022年2月27日(日)
・会場:世田谷文学館2階展示室
・料金:一般900円、65歳以上・大学・高校生600円、小・中学生300円
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公開開始は、11月に見た諸星大二郎展とほぼ同時でした。
会期の短いそちらに先に行ったのですが、あまりに強いインパクト。
こちらは、少し間を開けてから行こうと思ったら、、、

新型コロナウィルスの第6波オミクロン株が襲来。
東京埼玉など13都県に「まん延防止等重点措置」実施。
期間は2月13日までのところ、3月6日まで延長。

やれやれ。
こうなっては仕方ありません。
川柳「本降りになって出ていく雨宿り」通りの展開ですが。
なるべく「密」を避けて、平日に行ってきました。

世田谷文学館は、2019年12月の「小松左京展」以来。
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一階の広間は、テーブルやイスが減らされ、がらんとしています。
柱のそばに、孤独のグルメの井之頭五郎さん。
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さて2階の会場へ。
おっ。
これは珍しい。
展示室内はすべて撮影OK
ただし個人使用に限る、SNS投稿もOK。
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それでは遠慮なく。
概ね年代順の展示になっています。
漫画家のスタートは、石川球太のアシスタントだそうで。
初期の絵本とか事件屋稼業とか。
垂れ幕に解説文。
たとえがこんな感じ。
第3章・80年代動物・自然をモチーフに拡がる表現
ご覧の通り、観客は各コーナーで数人程度。
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拡大しても全く破綻しない描き込みがすごい。
地球氷解事紀岩鯨(ギガース)
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「坊っちゃん」の時代は、特に詳しく説明されています。
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豊富な原画と共に、、、
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原作者関川夏央の「シナリオ」。
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近年の歩く人孤独のグルメなど。
こちらも、細密な描き込みがすごい。
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フォトスポット。
座布団に座って、夏目漱石と記念撮影ができます。
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愛用の作画用具。
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仕事場のイラスト。
六畳間の仕事部屋、同じ広さのアシスタント部屋。
コピー機はダイニングキッチン。
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最後に、未完作品の展示など。
出口でちょっとびっくり。
混雑緩和のため、再入場は出来ません。
おやおや。
そういうことは、初めに表示してもらわないと。
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ふぅー。
谷口ジロー初期作は、事件屋稼業くらいしか知りませんでした。
今回、侍ものとか動物ものとか、珍しい作品を見られました。
その後の、セリフ少なめの静かな作品群。
原画の描き込みや、鉛筆での製版指示など、見応えたっぷり。

欲を言えば、という話です。
一階のテレビでは、関川夏央さんなどが語る映像が流されていました。
せすが、通しで見る人は、少なかったようです。
短く編集して、再生時間も明示して、しっかり見せてくれれば良いのに。

作者の人となりを紹介するような物品の展示も、あればと思いました。
例えば、2016年1月の浦沢直樹展では、子どもの頃の絵や彫刻など。
2018年12月の筒井康隆展では、若い頃の写真や使用していたワープロ。
2019年12月の小松左京展では、仕事机の再現。
そう思うのは、同時開催の「セタブン大コレクション展」が面白かったという事もあります。
まぁね。
作品自体が一番の語り手、なのでしょうが。

どこかで見聞きした、海外での評判。
谷口ジロー作品は、フランスなどで大好評。
大友克洋のアキラなどは、アメリカで評価されるとか。
確かに、そんな感じかも知れません。

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