« MFゴースト 須藤京一登場 | トップページ | 埼玉県久喜市菖蒲町「天王山塚の薬師如来御開帳」その2 »

2022年3月22日 (火)

埼玉県久喜市菖蒲町「天王山塚の薬師如来御開帳」

埼玉県久喜市菖蒲町に「天王山塚」という小さな古墳がありまして。
全長100メートルほどの前方後円墳です。
昭和6年に埼玉県指定遺跡となっています。
私の家からも近いので、子供の頃から何度も行ったことがあります。
 2016年2月7日(日) SR400とレッツ4で「鴻巣かねはち」
20160206_05

ここには古いお堂がありまして。
12年に一度の寅年に、薬師如来の御開帳があります。
今回は、令和4年3月18日(金)~24日(木)の10時から15時まで。

これは見逃せません。
お彼岸のお墓参りの後に、行ってみました。

何となくユーモラスなカンバン。
20220320_01

木や竹が茂り、全体の形は良く分かりません。
広い駐車場がありますが、隣接の倉庫会社のもの。
その駐車場から短い石段を上りますと、、、  
20220320_02

こんなお堂があります。
来訪者は、自転車のご夫婦、小学生くらいの子ども連れの一家など、ぽつぽつ。
堂内の薬師如来から正面の「回向柱」まで、五色の糸が伸びています。
間接的に如来像と触れあい、ご利益が頂けるというわけです。
20220320_03

さて、御開帳の薬師如来に手を合わせてきましょう。
お堂の内部は、外観通り、かなり古びています。
それでも天井は「格天井」ですし、欄間にも凝った彫刻が。
祭壇はしっかりしていますので、近年のものでしょう。
薬師如来の像自体は、白木でかなり新しいものです。
Youtubeにテレビ埼玉のニュースが上がっていましたので、キャプチャ。
薬師如来の手から 糸が伸びているのが分かります。
Teretama_202203

係の方が4人。
説明資料を頂きました。A4両面手書きです。
20220320_11
20220320_12
元々のお寺は、金華山寶泉院正福寺
堂内の再興棟札には、享保11年(1726年)11月8日とある。
御開帳は12年ごとの寅年に行い、今回が25回目。
一度目は享保19年(1734年)。

少し話をさせて頂きました。
薬師如来像は過去に二度盗まれて、近年作り直したものだそうです。
一度は、盗んだ人が体調を崩して恐れをなして返しに来た。
二度目は戻ってこなかった、とか。
太平洋戦争の後には、住む家を失った人がお堂に入り込んで暮らしていたとか。
戦中は、近隣のお寺は東京からの疎開者を受け入れていたとか。
あぁ。なるほど。
映画「あの日のオルガン」の妙楽寺から、わずか3km足らずですものね。
 2019年3月28日(木) 見てきました「あの日のオルガン・妙楽寺」

続きは後ほど。

|

« MFゴースト 須藤京一登場 | トップページ | 埼玉県久喜市菖蒲町「天王山塚の薬師如来御開帳」その2 »

ウォーク」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« MFゴースト 須藤京一登場 | トップページ | 埼玉県久喜市菖蒲町「天王山塚の薬師如来御開帳」その2 »