始まりましたが・・・ NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」
大変面白かった「カムカムエヴリバディ」の次はこちら「ちむどんどん」。
3週目に突入して、いささかタイミングを外していますが、一応書いておきます。
まずは、ざっとの流れです。
第1週
1964年。
沖縄で暮らす6人家族。
裕福ではないが楽しそうな暮らし。
ところが、父親が急死。
第2週
母は工事現場で日雇い仕事。
生活は困窮し借金返済も困難。
東京の遠い親戚から手紙、子どもを一人預かると。
次女の暢子が行くことになる。
バスに乗り込んで出発するが、、、
「止めてー!」と降りてしまい、東京行きは中止。
第3週
話は7年後の1971年に飛ぶ。
母は村の売店勤務。
長女は短大を卒業し教師に。
次女三女は高校生。
長男は無職で乱暴者。
第2週では、苦しい生活が「これでもか」とばかり描かれました。
そして、いよいよ次女が東京に出発。
新しいワンピースを着てはしゃいでみせる姿が切ない。
次女を乗せて走り出したバスの後を追う、きょうだいたち。
ここまでやっておいて、、、
おいおい。
行かないのかい!?
東京行きの準備にお金をかけて、経済状況はさらに悪化したでしょう。
東京の親戚には、何といってお詫びしたのか。
長女の短大進学費用は、どう捻出したのか。
これらに対し、一切説明なしで、しれっと第3週。
それはないでしょう。
例えばヒーローが怪獣を倒して、あとしまつを描かないのは構いません。
状況が好転したのですからね。
ところがこちらは、状況が悪化しています。
「おしん」のように、その後さらに悪化するなら、経緯は不要ですが。
良化したなら、それなりの説明が必要でしょう。
第2週のラストシーンは、何だったのか。
百歩譲って「家族の絆が強まるシーン」と解釈しても。
無職で乱暴者の長男を、母が許しているようでは、ねぇ。
シリアスな描写が続く一方で、ギャグのような人物も続々登場。
・無職の乱暴者の長男は、7年後も「エジソンバンド」風のヘッドバンドを着用
・長女に言い寄って職場までやってくる、製糖工場の社長の息子
・兄の喧嘩相手は、次女の就職内定先の社長の息子
・次女の就職内定先には、べらべら話す太鼓持ちのような従業員
・三女の前には、いきなり大声で叫ぶ音楽教師
別の会社ですが「社長の息子」が二人というのも、いささか安易に感じます。
うーん。
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コメント
「カムカムエブリバディ」良かったですよね!
「ちゅらさん」の感動を再び!
わくわくしながら見始めましたが、私も「うーん。」です。
大阪人なので大阪局制作が面白く感じてしまうのか?
全体的に朝の連ドラは大阪局制作が面白いです。
投稿: とっくん | 2022年4月29日 (金) 08時04分
とっくんさん、こんにちは!
ご無沙汰しています。コメントありがとうございます(^^)
朝ドラは習慣として「カムカム」も見続けますけれど。
このあと、面白くなると、良いのですけどね、、、
> 大阪人なので大阪局制作が面白く感じてしまうのか?
あぁ~、なるほど~
そう言うものかも知れませんね。
以下の記事は、ご覧頂きましたでしょうか。
2022年4月9日(土) 面白かった!!! NHK「カムカムエヴリバディ」
・2021年は大阪が圧勝。
・2020年は東京が圧勝。
・それ以前は、僅差で東京優位。
関東人の私としては、こんな感じです(^^;
やはり地域での「〇〇気質」というのは、あるのでしょうかね?
投稿: 缶コーヒー | 2022年4月30日 (土) 10時56分