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2022年4月14日 (木)

タントで群馬県太田市「旧中島家住宅」

2022年4月10日(日)です。
群馬県太田市の「旧中島家住宅」を見てきました。

中島知久平という実業家・政治家がおりまして。
自動車メーカーSUBARUの前身、中島飛行機の創設者です。
この方が、両親のために築いたという大規模な邸宅です。
まずは概要です。

敷地面積10000平方メートル超
中庭を囲んだ「ロ」の字型に建物を配置
(業務用の応接間や大広間、両親の居住棟など)

主屋南側には3000平方メートルの平坦な前庭

昭和5年に主屋上棟
戦後はGHQが接収
平成11年に空き家となる
平成21年に太田市の所有となる
(土地は買収、建物は寄付)
平成25年度に現在公開部分の工事
(玄関棟、内塀、外堀、庭園)
平成28年に国の重要文化財に指定

さて行ってみましょう。
埼玉県境に近い、利根川の土手に近い場所です。
広い駐車場にトイレと飲み物の自販機があります。
この通りの、高い塀と巨木に囲まれたお屋敷。
20220410_01

門からこの通り。
棟の芯と、本柱の芯がずれている「薬医門」という形式でしょうか。
規模の差はあるものの、越谷の「旧東方村中村家住宅」も、そうでした。
 2018年11月13日(火) スケッチ練習「旧東方村中村家住宅」
大扉からびっくり。
逆光で分かりにくいすが、この大きさで一枚板です。
奥に立派な車寄せが見えます。
20220410_02

ゆったりと丸みのある屋根は「唐破風造り」で良いでしょうか。
とにかく、凝りに凝った造作。
彫刻がとてもシャープに見えます。
それはそうですね。
数百年を経た寺社などに比べれば、まだまだ新しいわけで。
20220410_03

内部もこの通り。床まで寄木細工。
テレビでは5分ほどの紹介映像。BS朝日のテレビ番組だそうです。
20220410_04

応接間にはステンドグラス、大理石の暖炉には電気ストーブ。
20220410_05

電気ストーブには「HUMPHREY RADIANTFIRE」とあります。
ヒーターの上には水が入れられるようです。加湿用なのでしょう。
ネット検索すると、アンティークのストーブが沢山出てきます。
ここで深入りすると、先に進めません、、、
20220410_06

奥の部屋には、この邸宅とは関係はないですが、特別展示。
かつて地元の「尾島祇園祭」に使われていたという、屋台の部材の展示です。
龍や亀など立派な彫刻です。昔のお祭りは賑やかだったのでしょう。
20220410_07

中庭はこんな感じ。入れません。
20220410_08

耐震補強工事が済み、内部を見られるのは、ここまでです。
続きは後ほど。

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