カムカムエヴリバディ「土下座じゃなくて座礼」
録画しておいた、NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」2020年3月30日の第105話です。
ベテランの時代劇切られ役俳優に、ハリウッド映画への出演依頼。
日系人らしい高齢の女性スタッフは、道場で正座して頭を下げます。
このシーンについて、日刊スポーツ発信のヤフーニュース。
必死の説得もむなしく、その場を立ち去ろうとする虚無蔵。
すると、その前に五十嵐(本郷奏多)が立ちはだかる。
虚無蔵が本当の侍だとさらに説得する。
するとアニーも土下座する。
違いますねぇ。
地面や土足の床で膝をつくのが「土下座」です。
このシーンは、撮影所の道場ですからね。
板張りで皆さん立ってはいますが、素足です。
つまり、この場合は「座礼」。
番組内でも、ちゃんと言っていました。
虚無蔵とひなたの会話です。
虚:あのアニーなる刀自(とじ)
ひ:年配の女性ゆうことですか?
虚:左様
ひ:ならそう言えば、、、
虚:なんとも麗しき座礼であった
ついでにもうひとつ。
同じ日のNHKスペシャル「恐竜超世界 in Japan」。
北海道で発見された恐竜の化石からの再現映像。
長い後ろ足と短めの前足をうまく使って歩いていました。
これも違うでしょう。
「歩いていたと考えられている」でしょう。
なぜそう考えられるのかの、説明もありませんし。
まして「うまく」って何でしょう。
他にもいくつか気になったのですが、、、省略します。
やれやれ。
私は60歳を過ぎたジジイです。
この頃はねぇ。
体が固くなり、靴を履くにもよいしょ。
夜道の運転は見えにくいし、対向車のライトはまぶしいし。
天ぷらで胃もたれするし。
何といいますか、色々なことで許容範囲が狭くなっているんですね。
で。
それは体だけでなく、心もそうなのだと。
まぁね。
私だって、このようなことは、思うだけで直接他人に話したりはしません。
それで、こんなところで書き散らしているわけですけどね。
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