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2022年5月12日 (木)

見てきました!! 映画「ツユクサ」

連休中の映画館は、元気な子どもたちや若い人でいっぱい。
上映作も、子どもや若い人向けの元気で楽しそうなものばかり。

そんな中で、地味で穏やかそうなのが、こちら。
Tsuyukusa_202205
ツユクサ
2022年4月29日(金)公開。
あらすじは、映画.comから拝借。
小さな港町で暮らす五十嵐芙美は、気心の知れた友人たちと他愛のない時間を過ごしたり、歳の離れた小さな親友・航平と遊びに出かけたり、車の運転中に隕石がぶつかるという信じがたい出来事に遭遇したりと、楽しい毎日を送っている。
しかし彼女がひとりで暮らしているのには、ある哀しい理由があった。
ある日、彼女は町に引っ越してきた男性・篠田吾郎と運命的な出会いをする。

主演の小林聡美さん。
フィンランドの「かもめ食堂」店主とか、
キッチンカーで、パスコ超熟のサンドイッチを売っていたり。

助演の松重豊さん。
出張先で美味しそうに食事をする「井之頭五郎」だったり、
新宿の深夜食堂に現れる、赤いウィンナーが好きなヤクザだったり、
興都館の漫画雑誌「バイブス」の編集長だったり、
条映太秦映画村の大部屋俳優「伴虚無蔵」だったり。

私は60過ぎのジジイです。
最近は、おっさんおばさんが主演の映画が気になります。
一昨年に見た映画はちょっとアレでしたが、このお二人なら、間違いないでしょう。

さて入場です。
観客はわずか10人ほど。
言うまでもなく私と同世代という感じの方々。

思った通りに、穏やかで良い話でした。
主人公それぞれ複雑な事情を抱えています。
それらの説明に、あまりヘビーに突っ込まないのが良い感じ。
主題歌は、中山千夏「あなたの心に」。こちらも良かったです。

冒頭、主人公のクルマに隕石が衝突。
ラストでは、隕石のペンダントを海に投げると、幻の鯨が現れる。
ごく穏やかな日常生活を描き、その前後にファンタジックなシーン。
実はこのお話、全部が彼女のファンタジーなのかも。

ストーリーとは関係ありませんが。
「人が隕石に遭遇する確率は1億分の1」などという話が出てきます。
えーと。
これでは単位が分かりません。
「遭遇」の定義も不明です。
仮に「単位は時間」として、「隕石に遭遇」を「流れ星を見る」とします。
1億秒は約3年2か月なので、、、
「3年に一度、流れ星を1秒間見ることが出来る」となります。
空気のキレイな場所に住み、夜空を眺める習慣があれば、それくらいはイケそうです。

この映画のように「遭遇」=「衝突」とすれば、どう考えれば良いのでしょうか?
雑誌「WIRED」のサイトに、こんな記事がありました。
https://wired.jp/2013/02/18/asteroid-odds/
2013.02.18
「隕石で死ぬ確率」は落雷より高い:情報まとめ
現在、隕石で人間に被害が及ぶ確率はどんなものだろうか。
米国テューレーン大学の資料によると「任意の1年で隕石の落下で死亡する確率は、最大で250,000分の1」 だ。
地震(130,000分の1)や竜巻(60,000分の1)、洪水(30,000分の1)、飛行機の墜落事故(30,000分の1)、自動車の衝突事故(90分の1)で死亡する確率のほうがはるかに高い。

 

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